村上 @鎌倉市です。

<m34qtmpl61.fsf@nightmare.hm.taito.co.jp>の記事において
nojima@taito.co.jpさんは書きました。

> nojimaです。

> > こちらなのですが、今時のIDEチップセットって未だCPUに負荷かけるように
> > 出来てるんでしょうか?Linuxが行うチップセットの実際のドライブの仕方
> > も見てみます。

今の IDE は DMA 使ってるので、そんなに CPU を占領しないようです。少な
くとも家庭で使う程度では体感できないでしょう。

> >  IDEチップセットもどんどんインテリジェントになり、コマンドとメモリ
> > 番地だけわたしてトリガをキックすればあとは全自動でディスクに読み書き
> > してくれたりはしないのかなぁ?

それが DMA だと思うのですが。

インテリジェントだと、コマンドの入れ替えをやっているドライブはあります
ね。SATA の方だと規格としても盛り込まれていた筈です。勿論 SCSI 程キュー
は多くないですけど。

> もしかしてSCSI製品が信頼性が高いとゆーのは、
> 
>   [1]   HDDメーカーのビジネス的都合で
>       高信頼性HDD---> SCSIインターフェースにしてサーバ用途で売る
>       低信頼性HDD---> IDE/SATAインターフェースにしてサーバ用途で売る

ビジネス用(特にデータベース用)だと、値段は高くても信頼性が高い方が良い、
高速な方が良い。冷房が効いて人もいないサーバー室にあるので、15000rpm
の高熱・騒音(送風ファンの音も含む)でも問題無い。

一般家庭用だと、ひたすら安くて静かな方が良い。

この違いだと思います。


>   [2] マザーボード上チップセットの技術案件について
>        SCSI -->   技術的に枯れてる?ので技術リスク低い
>        IDE/SATA -> SCSIに比べて技術的には進化しまくりなので技術リスク高い

SCSI も新規格がどんどん発表されているので、枯れてるとも言いがたいよう
な。


>   [3] SCSI/IDE/SATAのLinux側ドライバにおいて
> 
>        SCSI --> 技術的に枯れている上にチップのドライブが簡単。
>                 だからプログラムも単純な設計がし易いので安定しやすく
>                 バグも少ない。

>        IDE/SATA --> SCSIに比べて複雑かつ変遷が激しい。したがって
>                 バグが混入しやすい

むしろユーザーの多い IDE の方がデバッグされてるような(SATA は除く)。
SCSI だと新ボードも出てくるし。

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┃  村上 智一   ( TomOne )     鎌倉市在住         ┠┐
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