これの分かるやつは、２１世紀の日本のインテリゲンチャだよ。あとのはク
ズ。

中国というのは、中国文化圏のオーソリティだと思っているんだよ。日本も韓
国も当然中国文化圏にいる。だから、政治的には自治権を与えているが文化的
には中国圏だというのが中国の認識だよ。
だから、日本はこの劣等感から脱出しようとして明朝学者を亡命させたり、明
治になれば逆に天皇こそが本当の中国皇帝だということで中国に乗り込んで
行ったりしたわけですね。だが、中国文化圏の盟主看板を横取りしても、道場
主にはなれなかった。早うちマックが登場してきて看板ごと道場を燃やされた
からね。

日本の生きる道は、中国文化圏の看板破りじゃ、だめ。
中国より進んだ文化を日本発で波紋のように広げていかなければ、日本の文化
的権威はない。そうなんだよ、日本が生き残るには、文化的権威として生き残
る。この場合の文化的権威というのは思想だよ。

どこかの誰かが荘子こそ世界最高峰の思想だと書いてたが、ありゃ、敗北主義
だね。荘子がよければ便所掃除してればよい。過去の遺物か汚物か知らんがそ
んな郷愁趣味では中国文化圏の末席で民族は種の力を失っていくだけだ。

もっとバイタリティある思想の力を日本発で世界に広げなくてはならない。
まず展望を持つこと。どういう展望かと言えば、アメリカも中国も破産すると
いうこと、その前にすぐ戦争をおっぱじめるということ。多くの人間が絶望の
うちに死んでいくということ。

結局米国民主主義も中国４０００年の思想もその程度ということ。
日本は、このような破産屋の仕組んだ最終戦争にやすやすと組み込まれること
なく老獪に生き抜くことの一方で、最終戦争後の世界再建の思想的リードオフ
マンにならなければならない。日本思想は、次世代の標準思想だよ。
改憲などという日本思想のバックアウトする馬鹿がどこにいる。
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Ｇreat Sugawara
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