前政権からの政策転換を目指し、「官僚支配から政治主導へ」と言う割には、行政経験 

のある政治家が民主党には少なかった。党が掲げた「政府に政治家100人」
構想を実現すれば、所属国会議員の4人に1人が行政側に投入される計算だった。
だが、約140人の新人衆院議員をはじめ、「官僚操縦術」は心もとなかった。