アフガンのカプ−ルで開催されていた、カルザイ大統領、バンキブン国連事務総長、ヒラリ−国務長官などによる、フアガンの自立予定を確認する「アフガン会議」が、閉幕した。
 ここで、改めて2014年の米軍などの撤退と治安権限のアフガンへの移譲などが確認された。
 米国にとっては、史上最長の戦争になったわけだが、いまだにタリバンは制圧されてはいない。
 掃討に重点を置いた東部は沈静化したようだが、南部、西部ではなお活発に活動しているという。
 これがゲリラ戦の特徴で「もぐら叩きゲ−ム」のようなものである。
 ヒラリ−は「米国は手を引くつもりはない」と云っているが、米国が手を引いたら、タリバンが再びアフガンを制圧する可能性はまだまだ大きいのである。
 米国はタリバンの根元を断とうと、農業振興などを始めたが、7,8年前から始めるべきであったのではないか。
 村上新八