昨日投稿したテ-マの補足である。
 今回の参院選は、主な政党は9党、とかってない賑やかさだが、その割には選挙戦の雰囲気は盛り上がってはいない。
 それは、ワ−ルドサッカ−の開催期間と完全に重ったため、善戦して16強まで駒を進めた日本チ−ムに対する盛り上がりもあって、興味がそっちに移ったこともあろう。
 が、何よりも、争点がなく、民主党政権への信任投票選挙的な性格のものになっているからであろう。
 政党こそ主なものが9つにもなったから、それぞれ特色を出そうといろいろ言上げしてはいるが、無理に造っている特色だから、迫力も、訴求力もない。
 結局は、民主党がやり易いような政治環境をつくってやるかどうかの信任投票選挙になっいるのだ。
 それで良いのだと思う。ボロ舟から逃げ出して、浮遊物につかまって漂流しているような群小政党は、一旦消えて、再起を期す奴は、今度は浮遊物でなく、筏でも組んで出直すことを考えるのが一番良い。
 村上新八