こん○○わ、PARALLAXです。では早速。
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  │ 【 軽 音 部 、 西 へ  - HTT live @ 7th district - 】 │
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### D-day Zero-Hour ### @ 学園都市 @ PROGRESS 00:32:47 STAGE:地下駐車場

 ばつん!

 轟音と言っても良い程の開閉器の音がして、この地下駐車場を含めた「学舎の園」が闇
に沈んだ。電源断の発令を聞いている警備局員にパニックはないが、少々仕事がやりにく
くなったこと、そして先に見た「どこまでも同じ車両が無言で並び続ける」不気味な光景
が脳裏に残像で残り、かなり薄気味悪い。

  ♪

 それになんだか、この空間からは巨大な気配が感じられる、気がする…

 そして相変わらずヘッドセットの通信機から耳をつんざくロック、と言うよりガールズ
ポップが作戦開始から流れ続けている。流石に嫌気が刺した警備局の隊員が尋ねる。

  ♪

「隊長?」
「気にするな。例の計画だ。気になるならヘッドセットのプラグを抜いちまえ」

 そう言いながら、隊長本人もプラグを抜いてしまう。周りの隊員も次々に抜く。

  ♪

 しかし。聞こえてくる歌声は一向に止まなかった。

  ♪

「隊長!」

 流石にパニックになり周りを見回す。聞こえてくる。確かに。だが一体何処から…?

  ♪

「周りのトレーラーからです! 全台から!」

 その途端。全てのトレーラーのカーゴの横壁が爆発ボルトで開放され、

  ♪

「うわわわわああああああああああ!」

 全ての警備局員は、今度こそパニックに陥る事になった。

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今回は、一先ず此処迄。 では。
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