こん○○わ、PARALLAXです。では早速。
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　　│　【　軽　音　部　、　西　へ　 - HTT live @ 7th district -　】　│
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### D-day 06:55PM ###　＠　学園都市　第２学区　先進状況救助局　主管制室　＠

　　"All System Green. CountDown is Continueing. Forward to Five minutes."

　　「第７学区メインストリート異常無し！」
　　「第７学区スタジアム異常無し！」
　　「他学区との連絡回線、オールグリーン！」

　　午前中より一層充実した管制室内で、寝不足も忘れて副長は満足気味に辺りを睥睨し
　ていた。そうそう。結局ＨＴＴの小娘共は見つからなかったが、しかし今に至っても
　不穏な情報は一切聞こえてこない。結局あいつらは子供で、今も何処かで隠れている。
　それだけの話だ。計画の障害になるような物は、もう全く、何もない。

　　"All System Green. CountDown is Continueing. Forward to Four minutes."

影　「どうやら順調の様ですね。」

　　この鬱陶しいオブザーバーを除いては。

副長「でなくては困ります。まぁ見ていて下さい。あと４分。それからたった１時間で、
　　　世界は変わります。
　　　…いや。私が変えます。この世界を、ね。」

　　"All System Green. CountDown is Continueing. Forward to Three minutes."

　　にやり、と微笑み傍らのオブザーバーを見る。
　　が、何故かオブザーバーの表情は硬い。…何かを、待っている？

　　"All System Green. CountDown is Continueing. Forward to Two minutes."

　　飛び交っていた報告も、全てのタスクバーがグリーンランプに変わった今ではぴたり
　と止み、奇妙な緊張感のテンションで管制室は満たされた。機械音声のカウントダウン
　だけが正確に進行してゆく。

　　"All System Green. CountDown is Continueing. Forward to One minutes."

　　否が応にも緊張感が引き絞られてゆく。２０秒前から１秒づつのカウントダウン。

　　"Twenty,
　　　Nineteen,
　　　　Eighteen,
　　　　　Seventeen,
　　　　　　Sixteen,
　　　　　　　Fifteen,
　　　　　　　　Fourteen,
　　　　　　　　　Thirteen,
　　　　　　　　　　Twelve,
　　　　　　　　　　　Eleven,
　　　　　　　　　　　　Ten,
　　　　　　　　　　　　　Nine,
　　　　　　　　　　　　　　Eight,
　　　　　　　　　　　　　　　Seven,
　　　　　　　　　　　　　　　　Six,
　　　　　　　　　　　　　　　　　Five,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Four,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Three,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Two,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　One,"

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まさに、その瞬間。



　　　　　「　　私　　の　　歌　　を　　聞　　け　　ぇ　　！　！　　」



　　ハイテンション極まりないハイソプラノボイスが、学園都市全域に響き渡った。


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今回は、一先ず此処迄。　では。
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