明日の民主党代表選を控えて、小沢派、反小沢派入り乱れて、各派閥が候補者選択を進めている。
 しかし、この代表戦の主眼は、他派の3,4倍の議員を擁する小沢派の動向に向けられている。
 それは、小沢派の数の大きさだけでなく、政界きっての豪腕と言われる小沢の影響力が大きいし、皆がそれを恐れているからである。
 しかし、小沢の影響力が残る限り、国民は民主党が変わったという印象は持たないであろう。
 民主党が変わった、というシメ−ジを国民に与えるだけでなく、真に民主党が小沢的なものから脱却するためには、小沢が議員辞職をして、政界からの引退を表明すること、そして、小沢派ではない新代表を選出し、小沢から影響されない新しい幹事長を択ぶことである。
  それで初めて民主党が変わるのだ、という印象が国民の中に生まれるはずである。 


 村上新八