Path: news.ccsf.jp!norn-news!netnews.mcu.or.jp!jindaiji.chofu.tokyo.jp!news.open-news.com!not-for-mail From: "Makiko" Newsgroups: fj.rec.tokusatsu Subject: W(double) #25 Date: Mon, 8 Mar 2010 12:36:29 +0900 Organization: http://open-news.com Lines: 167 Message-ID: NNTP-Posting-Host: 202.48.230.62 Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; format=flowed; charset="iso-2022-jp"; reply-type=original Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: open-news.com 1268019246 86425 202.48.230.62 (8 Mar 2010 03:34:06 GMT) X-Complaints-To: abuse@open-news.com NNTP-Posting-Date: Mon, 8 Mar 2010 03:34:06 +0000 (UTC) X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Newsreader: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.3598 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2900.3350 Xref: news.ccsf.jp fj.rec.tokusatsu:7886 真木子です。 トッケリク星人……クリケットって、コオロギだっけ? 「趣味/静かな環境 での曲作り」というのが笑える。 普通にヘビメタを聴いてる私としては、ジミー中田のスピック(「Love Wars」 のボーナストラックに入るらしい(^^;)のほうが絶対に苦痛です。 歩くダイスオー、もといデータス君は、なんかロボットコメディ調だぞ。 まだ覚えられないオープニング主題歌(エンディングは覚えやすいんだけど) ですが、戦隊シリーズで本格的なPVは初めてかな? http://www.youtube.com/watch?v=Zsr-c6K_d9E 第25話「Pの遊戯/人形は手癖が悪い」 もう半分過ぎちゃったんですねえ。放送期間が変わったから、時期の感覚がつ かめなくなってる。 ○鳴海探偵事務所 《風都。この街にはミステリアスという言葉がよく似合う。今回、俺たちの事 務所に、いや、亜樹子のもとに舞い込んだのも、なんとも不可思議な事件だっ た》 フィリップ宛の郵便。黒い封筒に、差出人の名はなし。「興味深いね」 亜樹子は『少女と人形の家』という本を読んで泣いている。「この主人公の少 女が、健気で健気で」 封筒から出てきたのは、 FROG のギジメモリとガジェットの設計図。シュラウ ド、とつぶやくフィリップ。さっそく作ってみるためガレージへ。 ひとり残った亜樹子に、いつの間にか現れた幼い少女の声が呼びかける。 リコと名乗った少女、「ねえねえお姉ちゃん、人形の声を聞いて!」 「人形? どこにあるの?」 「違うの違うの! ねえねえ聞いて聞いて!」 バタバタしていたリコ、急に紙を差し出す。そこにはひらがなで二つの住所が。 ガレージから出てきた翔太郎に少女のことを訊こうとするが、気がつくとリコ は消えていた。 ○一軒目の住所、ウィンドキャッスル 衣装や内装から占い師か何かかと思ったら、文芸評論家の唐木田有紀。 人形なら今朝届いていたから持って行けと言う。奥の部屋に行ってみると、真 っ赤な箱に入った人形が。 『少女と人形の家』が置いてあったので声をかけると、唐木田は「自分の娘を モデルに美化した、親のエゴ丸出しの小説」と酷評。 「で、でもぉ、親の愛の深さ!みたいなのは感じたけどな〜」 「所詮は金儲けよ。その作者、子供のことなんてこれっぽっちも愛しちゃいな いわよ」 気がつくと人形が消えている。続いて唐木田も。 と思ったら、悲鳴。唐木田が豹変した人形に襲われている! 助けに入った亜樹子も攻撃を受け、最後は唐木田が窓から突き落とされた。 気がつくと人形は元通り。 超常犯罪捜査課の面々が到着。殺人未遂容疑者として追及される亜樹子。 照井は一つだけ質問。「襲われた唐木田は、人形が誰かから送られてきた、と は言ってなかったか?」 駆けつけた翔太郎にも「呪いの人形はねえだろ」と相手にされず、自分の手で 潔白を!と逃げ出す亜樹子。 人形が消えているのに気づく照井。 ○二件目の住所 ちょうど出て行った車が、突然道を外れて激突。駆け寄った亜樹子がドアを開 けると、例の人形が運転席の男・多摩千太の首を絞めている。 人形を引き離して投げ捨てる亜樹子。逃げていく多摩。 亜樹子ちゃんと人形の攻防戦。そこに照井のバイクがやってきて、人形を跳ね 飛ばした。 逃げる人形を追う二人。 ○廃車置き場 照井はアクセルに変身。人形は器用に車を活用して猛攻。引き倒されたアクセ ル、ピンチ! 「やめなさいよ、この化け物人形!」 ん?と元のきれいな顔で振り向く人形。 『エンジン・エレクトリック』 電撃で吹っ飛んだ人形は、そのまま逃げた。 「竜君! あたしの言葉、信じて来てくれたの? やだ〜嬉しい♪」 実は似た事件がすでに2件発生していた。 「呪いの人形なんかじゃない。きっと、ドーパントだ」 ○井坂医院 「ドーパントの肉体は、受け手の感性しだいで美しくも醜くもなる。冴子君。 その点、君の体はとても美しい」 だが、今日は完璧ではない、何か不満なことがあるのではと指摘。 不満の原因は、好き勝手に生きている妹。 「私のために戦うのが、あの子の使命。ねえ、若菜を治療してくださらない?  完璧なドーパントに」 「いいですよ、君の、頼みなら」 舌なめずり。 ○ガレージ 蛙君を作り始めるフィリップ。検索を頼みに来た照井を忙しいと拒否すると、 協力してあげなさいと所長命令。びったり照井にひっついている亜樹子、「竜 君はとーっても頼りになるんだもん。どっかの誰かさんと違って!」 実力行使を受けて諦めたフィリップ、検索開始。 人形のキーワードに、襲われた人間の名前を加えていく。雑誌編集長、稲田筒 美。SF小説家、橋本十毬。文芸評論家、唐木田有紀。コラムニスト、多摩千 太。 共通点として、この4人に作品を酷評された小説家が浮かんだ。堀之内慶應。 「え、それって、この小説の作者だよ」 亜樹子が『少女と人形の家』の著者紹介ページを開いて見せる。一緒に写って いる娘の名は里香子。リコだ。 人形ドーパントの正体はこの少女かもしれない。ガイアメモリを使ったのは堀 之内だろう。 まだ怒っている亜樹子、翔太郎を突き落として、竜君と調査に向かう。 ○書店 堀之内のサイン会。証拠はないしと亜樹子が歯噛みしていると、照井は「任せ ろ」と近づいていく。 「自分の娘をモデルに、よくこんな安っぽいお涙頂戴の話が書けるもんだ。娘 のこと、愛していないんだろう」 さらに、刑事の身分を明かしたうえで、「おまえの小説をけなすと、命令され た娘が命を狙いに来る、という怖い噂もありますね」 「いや〜、貴重なご意見のお礼に、あらためて私の作品をお送りしますよ」 「楽しみに待ってます」 ○遊歩道 照井は、人形の襲われた4人のセリフで挑発したのだった。感心する亜樹子に、 「お姉ちゃん。人形の声を聞いて」とリコの声。 聞いて聞いてとしか言わないリコに、警察に行こうと手を引いて歩きだすが、 照井が声をかけた時にはリコの姿はなかった。 ○井坂医院 「若菜君。君を完璧な存在にするために診察します」 ガイアメモリを使いたくないと思っていると指摘。ドライバーを預けるように 言う。 ○超常犯罪捜査課 照井に対する愚痴を並べる翔太郎に、おまえも相当みっともないと刃野のツッ コミ。 「本当は自分が亜樹子所長にべったりと頼られてえんだろ? ふん。世間じゃ そういうのをな、ジェラシーっていうんだよ。はっはっは」 そこに真倉が赤い箱を運んできた。中には人形。 翔太郎の警告を無視して人形を抱きあげた真倉が噛みつかれた。身軽に飛び回 る人形に攻撃され、刃野と真倉はダウン。 照井と亜樹子が入ってきて、人形を段ボール箱に掴まえたが、人形はナイフで 箱を切り裂き始めた。 照井はアクセルに変身、飛び出した人形を追う。翔太郎はフィリップを説得し てなんとか変身。 ○屋外 けっこう苦戦しているアクセル。しがみつく人形にエレクトリック。 ようやく登場したダブルに対し、人形は余裕のポーズ。サイクロントリガーに なったらトリガーマグナムを奪われた。ダブルとアクセルを撃つ。 「やめて、リコちゃん!」 亜樹子の声に、元の顔で振り向く人形。その隙に攻撃するライダーたちだが、 逃げられた。 「翔太郎、スパイダーショックだ」 蜘蛛が走っていき、人形を捕まえて引きずってきた。ナイフで紐を切り再び襲 ってくる人形に、アクセルがメモリブレイク。 だが、メモリは排出されない。ただの人形だ。犯人は人形のドーパントではな く、人形を操るドーパントだった。 操り糸が見えた。ルナトリガーで攻撃すると、パペティアー・ドーパントがよ ろよろと出てきた。 「待て、もうやめてくれ!」 変身を解く堀之内。 「よかった、リコちゃんがドーパントじゃなくて」 亜樹子が人形を抱き締めると、人形はリコの声で、「お姉ちゃん。人形の声を 聞いて」 お涙頂戴の話と聞いて、なんとなく「一杯のかけそば」を思い出しました。 あれを実話だと信じた人がいる方が不思議だったなー。 -- ★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★   小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp