政府の普天間基地移転検討委員会は、名護市のキャンプシュワブの陸地に500メ−トルの仮滑走路を造り、徳之島、種子島、馬毛島にも訓練を分散する形で解決を図ろうとしているという。
 この案には、社民党、名護市長、のみならず、米軍も反対することは明白だ。
 ゼロベ−スであれこれ、半年も考えた結論にしてはお粗末の限りだ。前政権が十数年も掛けて検討してきた経緯を辿れば、1ヶ月で出せた結論ではないか。
 あまりなにもグズ、のろまな結論である。これでは普天間基地は動きようがあるまい。 

 村上新八