朝日新聞の世論調査では、小沢幹事長に対して幹事長辞職すべきが68%に達し、鳩山内閣不支持は45%と、支持の41%を上回った。
 この結果は、予想通りである。このままで行けば鳩山内閣の支持率は
まだまだ下がり続けるであろう。
 国民が政権交代を図ろうとした理由はは、政官業癒着、官僚主権の自民党政権に愛想を尽かしたことが最大の理由であると思うが、そのなかには、清潔な政治への期待というものも大きかったと思う。
 それが今崩れ去ろうとしているのに対する世論の反応なのだ。
 鳩山の母親からの政治金提供はさておいても、小沢の政治資金問題はどうにも納得ゆかないこともあるが、現職議員を含めて3人もの元秘書が逮捕されたといこと自体、幹事長のポストに留まることは許されない、と思うのが常識である。
 鳩山は、「ご本人の判断である」というが、このこと自体が夏の参院選の少なからざる影響を与えるものであることは明らかなのだから、民主党としての判断が迫られる問題なのだ。
 鳩山は、この点をよくよく判断すべきである。
 村上新八