小沢は、政治資金報告書偽装問題では不起訴処分になった。
　しかし、これで、一見落着になったわけではない。水谷建設側は一億円の献金をした、と言っている件は残っている。
　小沢に職務権限がないから、即収賄になることはないが、ダム建設の談合からみのカネだから、不正なカネであることには変りはないのである。
　政治資金収支報告書の問題に限っても、報告書提出の際に責任者がノ−チェックということも解せない。
　そういう不可解な処理を含めて、今後はどう改めるのかを小沢はきちんと国民に対して説明すべきである。
　これが小沢の信頼回復の第一歩である。
　村上新八