小沢は、政治資金収支報告書には14年間も目を通したことはない、と記者会見で述べた。その理由は秘書を信頼しているからだ、という。ばかなことを云う男である。
 秘書を信頼するのはは結構だが、政治資金収支報告書は、企業に喩えれば、損益計算書である。これに目を通さないで文「盲サイン」して提出する経営者はいない。
 それを理由に、虚偽の損益計算書を提出しても、社長は罰を逃れることはできないのだ。業務怠慢だとして株主からも責任を問われ、辞任に追い込まれるであろう。
 政治資金規正法には、秘書任せを罰する規定はないのかも知れないが、政治家としての職務上の責任として小沢は幹事長を辞任すべきだ。
 村上新八