小沢の土地購入資金源は、ダム建設関連の談合からみの裏がねである疑惑が益々濃厚になってきた。ここまできたら、もう逃れられまい。
 18日から始まる通常国会では、政策面で攻め手を欠く自民党は、小沢問題について、ここぞとばかり攻め立てて、補正予算、22年度予算の成立を妨害し、政権復帰への路を造ろうとするであろう。
 民主党が、この野党攻勢を排除するためには、官僚依存の「ムダ排除」と特殊法人、独立行政法人の徹底削減そして普天間問題の早期決着、デフレの懸念解消、経済回復基盤の整備により、自民党の復活余地をなくすことであろう。
 そのためには、談合からみの腐敗政治資金集めの元祖、田中角栄の背後霊を背負っている20世紀の残滓、小沢を切り捨てることが必要である。
 これが小沢抜きで夏の参院選を勝ち抜く唯一の策であると思う。
 村上新八