民主党の成長戦略が発表された。
 「成長率3%」「GDP650兆円」「失業率3%」という数値目標は、そうあってほしい数値としては良いと思う。
 また、成長分野として環境、農業、観光などをあげているのも分かる。
 自公政権との違いは、成長分野としては変らないが、各省がバラバラにちぐはぐなことをやるのではなく、政治主導でポイントを決めて重点施策を打つというのも賛成である。
 こういう方向性は良いが、問題は具体策だ。それは22年度予算成立後になると思うが、財務相というより菅副総理としの立場から、各省をまたがった有効な具体策の立案と推進を期待したい。
 夏の参院選の勝敗もこれにかかっているのである。
 村上新八