戦時中に労働として日本に動員された韓国人に対する厚生年金問題の調査が行なわれ、数千人の記録ば判明した。
 これは、勧告政府の要請に基いて行なわれたものである。
 保険加入が判明した韓国人に対しては、年金あるいは一時金が支払われることになるが、当時の貨幣価値で支払われるから、一件当たり100円程度だという。現在価値に換算するためには1万倍くらにしなければならないであろう。
 年金が判明して支払いが行なわれると、期待させておいて、たったの100円では、「人をバカにしている」と相手を怒らせるのが関の山である。
 ただ働きの「シベリア抑留日本兵」の問題もあるが、官僚の杓子定規では行かぬ問題である。政治的判断を要する問題である。
 村上新八