事業仕分け、不可触ではないか聖域はある
仙石行政刷新会議担当大臣は、9日間の初回の「事業仕分け」の結果にいて、聖域はないと発言している。
関係者からクレ−ムがついている科学技術、スポ−ツ、漢方医薬品のことを指しているのであろう。
また、新規の国債発行を44兆円に抑えることが 必須条件だとも云っている。
しかし、輸出国として新興国の追撃に遭っている資源なし、少子化顕著の日本としては、科学技術で抜きん出てゆくことしか、日本が生き残る道がないことも確かである。
その意味で、アメリカなどと比べて、極端に資金投入の少ない科学技術予算は、聖域だと考えねばなるまい。
ただ、その高率的な資金の使い方ができているかどうかは見てゆかねばならない、という意味で、アンタッチヤブルの領域ではないことも確かではある。
漢方薬については、国民の愛用度や世界的な漢方志向からみても、その保険適用外化については、慎重に考慮すべき領域である。
44兆円の国債発行枠は、財政規律面をも考慮にいれなければならないことは云うまでもないが、この経済危機の時期には、緊急避難的措置として、あまリ44兆円枠に拘ると、一兎も得られない失敗に陥る失敗もあり得ることも考える必要があろう。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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