鳩山の政治資金疑惑は、どこまで広がるのだろう。
 会計担当公設秘書による政治資金報告書の架空人献金記載は4億数線万円にも上り、今度はブリッジストンの石橋の長女である大資産家の実母からの9億円にも上る資金提供が発覚したという。
 鳩山は、そんなことはつゆ知らずにいたというのだ。
 鳩山は、麻生みたいに、札びら切って、銀座の高級バ−や高級料理屋で豪遊するような男でもなく、こごく普通の正直な男だから、自分は知らなかったというのは本当であろうが、さても、さても、桁外れの「ス−パ−銭バカ」だ。
 自分で稼いだのではない、生まれながらの、大資産家には、こんな「超ゼニバカ」が出てくるのかも知れない
が、それにしても、そのカネはどこに使われたのだろうか。
 鳩山に聞いても、それも分からないのであろうし、鳩山自身も知りたいであろうが、捜査に当たっている検察によって、鳩山の政治資金収支の全貌が明らかにされることを期待したい。 
 それにしても、とてつもない「宇宙人的」な「超超ゼニバカ」物語である。
 「政治資金勘定無関心罪」というのがあれば、確実に有罪になるのであろうが、本人に、その責任を問うのも気の毒な気がするくらい、本人は無邪気なのである。
 村上新八
 村上新八