マスコミの一部では、鳩山内閣は閣内不一致が目立つと批判している。
 確かに、普天間基地移設でも、第二次補正予算規模でも、関連する省の大臣がいろいろな意見を述べ、それをマスコミが報道する状況を見ていると、閣内不一致のように見える。
 これは、自民党時代に密室で意見調整して、それを一本化して出してくる形とは違う。が、それは政策決定の過程で、いろいろ意見があり、それを主張し合っているプロセスをオ−プンにしているためであり、それは閣内不一致というこどてはないと思う。
 最終決定は、鳩山首相がすることは言うまでもないが、国民には、どのような意見があり、どのようなプロセスを踏んで、最終決定がなされるのか、が良く分かるのである。
 それが真の民主主義の姿であると思う。
 村上新八