中東歴訪中のオバマ大統領は、カイロでエジプトのムバラク大統領と会談、「イスラエルのヨルダン川西岸への入植活動の正当性は認めない」「現在も将来も全面的に停止することが望ましい」と述べた。
 これは、先に、ヒラリ−国務長官がネタニヤフに対して、入植活動の部分停止を評価する発言を否定するものである。
 明らかな、オバマとヒラリ−との温度差であるが、オバマの考え方が正当であることは言うまでもない。
 第三次中東戦争以前のパレスチナの形に戻すことが正義であるばかりでなく、中東和平の基本条件であり、、それ以外にパレスチナの同意は得られないはずだからである。
 村上新八