モラトリアム提唱やら官僚OBの日本郵政社長登用やらで、脳の配線が大分おかしいことを露呈した亀井大臣が、今度は、「談合是認」をぶち上げた。
 談合には、強者が弱者をいじめるような悪い談合と業者間での叩き合いを止めて、公平に仕事を分けるような談合もある。後者は「良い談合」であり、これは認めてもよい、と言うのだ。
 こんなバカな話はない。
 公共事業の競争入札は、血税をムダ使いしないためのものであるが、談合は、すべてがこれを妨げる行為なのだし、談合をやるためには、官からの予算情報がなければ出来ないのだ。つまり、談合は例外なく官製談合なのである。
 だから、談合を認めることは、官から予算情報を流すことを公式に認めるということになるのである。
 こういう明白な違法行為を推奨するようなバカなことを言う大臣は、鳩山が、任命責任を問われても、即刻辞任させるべきである。
 亀井は連立与党の党首だから、任命責任と言っても、重い責任にはならないはずである。
 こんなのをおいておくことは、更に、鳩山内閣の評価を落すことになるだけだから、即刻辞任させるべきである。それができるのは、小沢一郎だけであろう。
 村上新八