北朝鮮の朴外務次官は、国連総会での一般演説で「朝鮮半島の非核化は、米国核が核政策を変えるかとうかに掛かっている」「対立という古い概念を捨てて『チェンジ』を実践すべきだ」とぬけぬけと述べた。
　６者協議に復帰する気がないのも何も変わっていない。
　6者協議での約束を反故にして、核実験だのミサイル発射、ウラン濃縮だの勝手極まることをやって、世界の批難を浴びながら、自分のところは、いままでの動きに輪を掛けて、一直線に核開発に突っ走りながら、米国にチェンジを求める厚顔無恥な態度はいつもの通りである。
　北朝鮮が言い出した、「行動対行動の原則」はどうしたのか。
　こんなものは、無視するしかあるまい。
　村上新八