国分寺の本屋で「長野4号:万場」と「宇都宮16号:寄居」の地
図を探し出し(店員も忘れている地図ドラフタ-棚には程よいくら
いの古さの地図が埋まっていた、つまり市町村合併とかの前)購入
5時起きして今日は秩父に向かう今回はナビがあるということで再
挑戦になる。

高速道路で八王子JCTから圏央道、そして鶴ヶ島JCTで関越に
入り花園ICで降り国道140号を秩父市を抜け国道299号を正
丸トンネルとは反対方向に折れた志賀坂峠を越える山道を走り出す
(なんかこのごろ山道ばかり走っているとバイクが羨ましくなる、
バイクは欲しいが免許がない、一体原付免許から限定解除までの道
のりはどのくらいあるのだろうか)山道と林道の違いがこの頃良く
わからない、国道なのに山道というのはつまり自動車がすれ違うこ
とができない場所がある道なんだから「山道」と呼ぶしかない。
そういうトリトメのないことを思い浮かべながら、ひたすら無心に
ハンドルを操作していると十石峠街道に抜けた、以前ここに来たと
き民家だと思ったものは観光用の施設であることが判明する。

そのまま神流川沿いに下久保ダム湖に向かい走ると赤い鉄骨作りの
太田部橋がある、なぜか「太田部楢尾入り口」の立て看板がある。
当初の予定ではこの辺りに、自動車を停めてバックパック背負って
歩くつもりだったが自動車を停めるような場所が見つからないで更
に先まで走ることになる、でも次の橋に来ても適当な場所がない
(実は次の橋のところに自動車を停める程度の場所を見つけること
ができたが、どうしてもそこに置いておきたくないので歩いて探訪
する計画はこの時点で破棄した、あとで調べると、その橋は有名な
心霊スポットなのでした)
そんでどうしたかというと、自動車のまま橋を渡った(1台分の幅
員はある)そしてそのまま楢尾の方向に今度はホンモノの林道走る
林道は誰も使っていないのか蔦が繁茂して、歩くのは無理に思える
おまけに「熊出没注意」の看板まである。それでも対向車とすれ違
うこともなく太田部橋までたどり着く
すると唐突に橋の向こうから砂利トラクラスの大きなトレーラーが
2台橋を渡ってくるのが見えた、あっけにとられて眺めていたけど
我に返ってトレーラーの向った道を戻るがもう影も形も無い、この
狭い道をどこに消えたのか見当もつかないのでした。

まあとにかく山道というか林道を走っていくと出し抜けに花壇が現
れるので多分この辺なんだろうと自動車を降りてうろうろ歩くと、
テレビにも紹介されていた道端の畑に紅葉を植え傍に椅子と台を設
え休憩所とした場所を見つける、一応位置情報を取得したけどすぐ
自動車に駆け込む(とにかく暑くてかなわない)
別にスプレーで「参上」とか落書きするために来た訳じゃないので
今度は城峰山キャンプ場という標識を宛てに林道を更に登っていく
でも結局どこか城峰山キャンプ場なのか分らないまま林道を下りる
十石峠街道にでて道の駅「おにし」に着いた。

今回はさほど(というかぜんぜん)歩いていないのにやたら疲れた
そのまま帰り倒れるように寝てしまう。
あとで自分が知らずに心霊スポットを巡ってきたてしまったことが
発覚してビクツクのでした。

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のりたま@でも霊能力ないので分らないんだもん