各種の世論調査をを見ても、この総選挙は民主党が勝利するようだ。
 これでやっと政権交代ができる民主国らしい日本になったと言える。
 アメリカは心配しているようだが、日米同盟の機軸は変るまい。ただ、不平等条約的な「日米地位協定」は変えざるをえまいし、沖縄駐留の海兵隊のグァム移転の負担金なども見直されることになろう。
 交替政権にとって大切なことは、財源捻出のための予算組み替えである。今年度の予算は決まっているが、来年度の予算からだが、概算要求は9月には、始まるからうかうかはしていられない。
 予算の組み替えのためには、行革が基本になる。得に特別会計にどう手をつけるかだ。「天下り」「渡り」の完全禁止は早々にやるべきだが、ここが悪知恵の働く官僚どもとの知恵比べの関が原になるであろう。
 世論とマスコミを見方に果敢に戦うことを期待したい。
 村上新八