民主党政権の成否は官僚改革如何に係る
官僚主権によるムダ9兆円を捻り出し、これを民に配分することによって、内需拡大を図り、景気回復と福祉増進の一助にしようとする、きたるべき民主党政権構想の成否は、官僚改革の成否如何にかかっている。
自民党は、これを非現実的として非難するが、これが可能であるとするシンクタンク「構想日本」もあるし、自民党内でも河野太郎チ−ムのように、その構想とアイディアを持つグル−プもいるのだ。
田中秀征は、このような試みに成功したオ−ストリアの状況を研究し、そのポイントは「事務次官を首相が選任することである」と言っている。
それも一つの示唆であるが、それとともに、彼が細川内閣の首相補佐官として政権の中枢にいたときに、それが何故やれなかったのか、その辺の実態をも明らかにし、官僚改革戦略のよすがにすることを考えるべきであろう。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735