入植凍結に応じないイスラエルを非難すべし
オバマ政権は、ブッシュと違ってイスラエルに対して、ヨルダン川西岸のイスラエル占領地へのイスラエル人の入植を凍結するように迫っているが、ネタニヤフは、これを聞かずに入植を増やし続けている。
その根拠は、旧約聖書での「神からの約束の地」であり2千年前にはユダヤの土地であった、との神話的な理由である。
しかし、仮に2千年前にはそうであっても、2千年もの間パレスチナ人が所有していた土地であり、時効理論からしても、ユダヤ人の所有権は2千年近く前から消滅していたことになるりだ。
そのこともイスラエルは知っていながら、占有しているのである。
こんな状態では、中東和平などは成立するはずがないこともイスラエルは知っている。
それを知りながら、全面撤退の一歩である「入植凍結」さえ応じないのは、中東和平実現の意思がないからだと、受け取られてもやむを得まい。
これを解決できるのはオバマしかいないのである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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