北朝鮮に捕まった二人の米国女性記者が、北朝鮮の秘密裁判によって、不法国境出入罪と朝鮮民族敵対罪により、労働教化12年の重刑に処せられた。
  つまり、懲役12年である。この重刑は強盗で有罪にされた刑に匹敵するもので、明らかに理不尽なものである。
 かって、金正日の長男、金正男が偽造旅券で日本に入国しようとした際、日本政府は、金正男と知って、穏便に送還した例がある。
 この記者二人は、女であり、たいしたことはやっていないはずだから、本来なら、強制送還処分でよいはずである。
 北朝鮮のこの対応は、好い鴨ご参なれ、とばかりに、とっ捕まえて、米国との交渉の道具に使おうとする卑劣極まるやり口である。
 世界は、このような「ならず者国家」とは絶縁すべきである。 
 村上新八