最近の北朝鮮は、核爆発実験、ノドンの連続発射実験、テポドンの発射準備、国連による非難の議長声明への悪態つき、6者協議からの離脱声明等など、焦りが目立っている。
 また、最近の韓国による報道では、後継者を三男の金正雲に決め、彼に忠誠を誓うように、北朝鮮の在外公館に指示を出したともいう。
 テレビに映し出される金正日の顔には死相が現れている。
 報道されている脳疾患だけではなく、重大な内臓疾患があるのだという報道もある。 

 このことを考え合わせると、北朝鮮は、金家独裁体制を維持し、後継者の安泰を図ろうとして、米国の譲歩と、体制保障を求めようというのが、これらの焦りの理由ではなかろうかと思う。
 村上新八