中国の思想警察は戦前日本の特高並みだ
自由と民主化を求めて、立ち上がったデモに対して、軍が武力でこれを鎮圧し、2000名もの犠牲者を出した「天安門事件」から20年を迎えた。
そのデモ指導者は、国外に出た者を除いて、10年以上の刑期を終えて、中国残っている者に対しては、中国の警察官が終始付きまとって、日常生活から、結婚、交友、職場まで監視の目を光らせているという。
これは、戦前の日本の特高警察が、思想犯罪を犯した者や思想的に怪しいと睨んだ者に対する対応と全く同じである。
社会主義を捨てて、資本主義、市場主義で、中国奥地からの出稼ぎ労働者の搾取で高度成長を続けている中国だが、名ばかりの共産党独裁政権を維持するために、最も恐れているのが、ソノ独裁体制を脅かす経済活動以外の「自由」と「民主化」なのであろう。
いずれは、北朝鮮の金正日並みの相互監視と密告制度が必要になってくるのであろう。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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