北朝鮮は、長距離ミサイルを発射基地に鉄道輸送しているらしいことを、アメリカの偵察衛星が探知したという。
 先の原爆実験に対する国連の制裁決議の内容はまだ決まっていないが、その如何によっては、長距離ミサイルを発射する可能性は十分ある。
 制裁案には、先に効果があった、マカオのアジア・テ゜ルタ・バンク口座の凍結も含まれているようだが、そうなればテポドンの発射は必至であろう。
 こういう事態になれば、日本の専守防衛のためには、北朝鮮の基地攻撃の拠点を日本に設ける必要性も高まるであろう。
 この点について、グレッソン米国防次官補は「日本が決めれば、米国は当然出来る限りの方法で支持する」と述べた。
 オバマの対話外交の方針は、そろそろチェンジすべきときのようである。
 村上新八