Path: news.ccsf.jp!news.heimat.gr.jp!news.northeye.org!yynet.tama.tokyo.jp!news.open-news.com!not-for-mail From: "Makiko" Newsgroups: fj.rec.tokusatsu Subject: Decade #18 Date: Mon, 25 May 2009 13:23:43 +0900 Organization: http://open-news.com Lines: 189 Message-ID: NNTP-Posting-Host: 202.48.230.62 Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; format=flowed; charset="iso-2022-jp"; reply-type=original Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: open-news.com 1243225406 6445 202.48.230.62 (25 May 2009 04:23:26 GMT) X-Complaints-To: abuse@open-news.com NNTP-Posting-Date: Mon, 25 May 2009 04:23:26 +0000 (UTC) X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal X-Newsreader: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.3138 X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2900.3350 Xref: news.ccsf.jp fj.rec.tokusatsu:7556 真木子です。 「ミスター・ブレイン」と聞くと、キムタクより大月ウルフの姿が思い浮かん でしまう・・・ 第18話「サボる響鬼」 ○森の中を歩く士、ユウスケ、夏海。 士のコスプレは、ピンクの道着にリーゼント? 9つ目の世界。これで旅が終わるのだろうか。 だが、おじいちゃんは言っていた:-)「旅の終わりは、旅の始まりと言います からなあ」 妖怪でも出てきそうと言う夏海に、この世界ではそういうのを魔化魍というと 説明する士。もうそこにいる、と示した先に、カッパがいた。 「危険です!さがってください!」叫んでカッパに飛びかかっていく少年。宇 宙服みたいな恰好ですが、服だけ鬼のつもり、なのか? 苦戦する少年をユウスケがかばい、士は変身。“ディケイド”ではなく“門矢 士”の筆文字。 意外に素早いカッパに、ディケイドはカブトに変身。クロックアップして一瞬 で撃破し、変身を解く。 驚嘆する少年は、アスム。彼の師匠がヒビキだと聞き、案内してもらうことに。 ○河原のデッキチェアで寝ているアロハシャツの男。 「おまえがヒビキか」 「お〜、その薄紅色の道着。音撃道、伝説の師匠が着ていたもの」 音撃道とは、清めの音によって魔化魍を倒す武道である。 「つまりこの世界での俺は、その、音撃道の大師匠、というわけか(^-^)」 そこに、魔化魍出現の知らせ。 「では、さっそくよろしくお願いします、大師匠」 さらっと頭を下げて、自分はまた寝るヒビキ。 「駄目ライダーってのもいるんだな・・・」士も時々似たような態度ですけど。 ○バケネコ3体。 トドロキを先頭にした一団が到着。「音撃道、斬鬼流師範、ザンキさんっす!」 奥から「鬼だ」と名乗って現れたザンキ、左腕の音鍵を鳴らし、電光とともに 変身。 「音撃真弦、烈斬!」ギターを渡すトドロキ。 そこに別の一団。よく見ると女の子ばっかり。「音撃道、威吹鬼流師範、イブ キさんです」 バラの花びらと共に歩いてきたイブキ、音笛を鳴らし、竜巻とともに変身。筆 文字のバックにもバラ一輪、でもタキシード仮面ではありません:-) 「音撃管、烈風!」トランペットを渡すアキラ。 魔化魍に向かっていく鬼たち。 「音撃斬、雷電斬震」「音撃射、疾風一閃」 士たちが到着し、バケネコ2体を倒す音撃の威力を目撃。 残るは1体だが、どちらが倒すかで揉め始める。弟子たちが2人を引き離す間 に、士に向かってくるバケネコ。 「しょうがねーな。変身!」筆文字、読めないっす・・・ 呆気にとられる一同の前で、あっさりと魔化魍を撃破。 「おまえか。世界の破壊者ディケイドというのは」 変身を解く士、「いや。俺はおまえらの大師匠らしいぜ」 ザンキとイブキも変身を解く。ちゃんと黒子さんばりに幕を持ってきて裸シー ンを隠す弟子たち(笑) ザンキは士の言いように反発するが、イブキは、 「面白い人だ。おまけにその美しい顔立ち。わが威吹鬼流にふさわしい」 ティ―タイムの誘いに応じて、女の子たちに囲まれて去る士。夏海とユウスケ は置いてけぼり。 ○林の中、板を太鼓に見立てて“鍛えて”いるアスム。 そこに来たヒビキは、やめろやめろと撥を奪って投げ捨てる。 「ヒビキさん、いったいどうしちゃったんですか?最近おかしいですよ。まっ すぐ僕を見てくれないし、鍛えてもくれないし!」 近くの木の陰に海東。お宝を狙って見つめるは、ヒビキのリュックサック。 だが、近づこうとした瞬間、ディスクが飛んできて、海東をかすめて木の幹に 突き刺さった。 今日はやけに客が多いとつぶやいたヒビキ、 「そうだ、ちょうどいい、少年。たった今、おまえを破門する。新しい師匠は、 あの人だ」 抗議するアスムと厳しい顔の海東を置いて、さっさと立ち去る。 「・・・おじさんのくせに、隙がないね」 ○IBUKI LESSON STUDIO。オシャレ〜 イブキ、士、アキラでティータイム。 音撃道秘伝の巻物を見せてくれるイブキ。暗号のようなものが書かれている。 よく見えなかったですが、『首は之なり』だそうです。 巻物は3つの流派それぞれが持ち、そこには音撃道の真の宝が隠されているら しい。 イブキの夢は、威吹鬼流が音撃道の頂点に立って、その宝を手に入れること。 「だいたいわかった。まずは斬鬼流でもつぶすか」 弟子を助けるのが大師匠の務めって、大師匠なら他の流派も弟子でしょうに。 ○海東に巻物のことを説明するアスム。 かつて音撃道はひとつだったが、3流派に分かれた時、巻物も3つに分かれた。 「巻物なんて、どうでもいいんです!それよりも、僕はずっとヒビキさんの弟 子でいたかった」 そっけなく相槌を打つ海東。なにやら紙を広げて見ている。 「なにをやってもダメな僕に、ヒビキさんだけは、才能があるって言ってくれ たんです。鬼になる才能が」 破門されて、それも不可能になったと落ち込むアスム。とりあえず斬鬼流と威 吹鬼流の巻物を奪ってくると言いだす海東に、そんなの無理に決まってると言 う。 「どうかな?やる気さえあれば、不可能なことなんて、この世にはないと思う けど」 「そういえば、ヒビキさんも同じようなことを・・・」 「まずは動かないとね。動けば何かが始まるさ!少年君」 「・・・はい」 珍しく親切にいいことを言ってるんだけど、それで実際にやることが“お宝を 奪う”だからなー。 ○斬鬼流弦闘道場。 太鼓も置いてあったりするけど。 巻物(こちらは『立つ日なり』)を見ていたザンキが立ち上がる。 「斬鬼流の立つ日が来た。音撃流の頂点に立つ日が」 押忍!と腕を振った拍子に落ちたのは、アキラちゃんの写真。慌てて取り返す トドロキ。「自分は、片思いなだけっす。禁断の愛っす」 たわけ!と殴られたところで、 「たのもーう!」海東が道場破りにやってきた。「ザンキって人は、どれ?」 かかっていったトドロキが軽ーく投げられ、殺気立つザンキたち。 「はい、そこまで。僕の腕を、買ってもらえないかな(^^)」 ○また河原で寝転んで、花を見ているヒビキ。 アスムが来て、もう一度弟子にしてくださいと頼みこむ。 「・・・俺は、鬼を引退する。響鬼流は、俺の代でおしまいだ」 「そんなの勝手すぎます!僕はヒビキさんと出会って、初めて、真剣に打ち込 めることに出会えたんです!」 「鬼なんて、真剣に打ち込むもんじゃない。もっと人生は楽しむもんだ」 じゃあな、と立ち去ろうとしたところに、テングが現れた。変身をためらった ヒビキはアスムを連れて逃げだすが、ジャンプして襲いかかってきたテングに 投げ飛ばされた。 それを目撃したユウスケが駆け寄る。 追おうとした夏海の前に、鳴滝。 「ディケイドはすでに9つ目の世界を訪れてる。ディケイドがすべての旅を終 えた時、世界は破壊される」 「そんな・・・。私は、ディケイドが9つの世界を旅したら、世界は救われる って聞きました」 「君は何もわかってない。なにも」だったらわかりやすく説明してくださいよ。 鳴滝をにらむ夏海。 首を絞められているヒビキを見て、ユウスケはクウガに変身。筆文字は“空我”、 これはわかる。 テングを蹴り飛ばしてヒビキから引き離し、戦うが、結局捕まってこちらも絞 めあげられる。 それを見たヒビキ、やがて意を決して立ち上がる。音角を鳴らし、青白い炎と ともに変身。テングに飛びかかると、激しい攻撃で圧倒。火炎鼓を貼りつけ、 「音撃打、火炎連打の型!」叩く、叩く、叩く! みごと魔化魍を退治。だが、直後に苦しみだす響鬼。 心配するクウガ。夏海も来た。 響鬼の全身から青白い炎が噴き出し、牛鬼に変化!クウガを突き飛ばす。 ○真っ黒のカードに眉をひそめる士。 そこに、斬鬼流から威吹鬼流への果たし状が届いた。だが、士は小さく描かれ たディエンド印に気付く。 同様の果たし状が、斬鬼流にも届いていた。 というわけで、野原で対峙する2流派。 「内輪もめを繰り返していては、音撃道に未来はありません」 「じ、自分も同感っす!」 アキラたちの思いは無視して、イブキが「お願いしま〜す♪」と呼んだのは、 士。当然、ザンキの背後からは海東。 「士、いいかげん僕の邪魔はやめたまえ」 「海東。おまえこそ、何が狙いだ」そんなの、自明だと思いますが。 両者変身。音撃道とはなんの関係もない、バーコード男同士の格闘。 『アタックライド、インビジブル』 ディエンドが消えたのに驚いていると、両陣営から、巻物がなくなったという 報告が。 「それがおまえの狙いだったのか」ディケイドが指さした先で、 「武道家のくせに、脇が甘いんだよね」とディエンド。 巻物返せ、と変身する斬鬼、威吹鬼。ディエンドは電王を召喚。 「痛みは一瞬だ」 「俺、さんじょ――ぐあっ!」モモタロスに変形。筆文字は“桃”。 「・・・この野郎、最後まで言わせろよ!」召喚者に文句をつけるとは、さす がモモというべきか。 「ほら、行けって」 言われて振り返ると、「なんだなんだ、鬼だらけじゃねえか。あ〜気持ち悪っ」 じゃあね、と去るディエンド。とりあえず鬼たちに突っ込んでいくモモ。 ○ヒビキを捜すアスム。 ヒビキのディスクが落ちているのを発見。 騒ぎに気付いて見ると、ディケイド、モモタロス、斬鬼、威吹鬼が乱闘中。 そこに牛鬼が突っ込んできて、ダメージを受けたモモタロスは消える。 弟子たちに加わるアスム。「伝説の魔化魍、牛鬼です!」 斬鬼、威吹鬼もダウン。 残ったディケイドは、「牛には闘牛士だ」いまいち分からんけど龍騎に変身。 赤布を出して、「さあ来い!」 響鬼流の巻物には、「車は八、又は手なり」とか書いてあるんですかね。 次回で第1ラウンド終わり。鳴滝さんもだいぶ焦っているようです。 鳴滝が作った世界がディケイドに壊されて作り直されるとか? 名前的にはディエンドのほうが世界の終りですが。 -- ★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★   小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp