新型インフルの疑いを持たれた帰国者二人は、通常のインフルであったことが判明した。
 この問題で、厚労省と横浜市の間で行き違いもあったが、新型インフルの問題は騒ぎすぎくらいで良いと思う。
 恐いのは、
1水際チェックの時点で潜伏期間で、帰国してから発病する場合
2新型でないのに、発熱外来に連絡して、新型受け入れの場に来るように言われ、そこで新型に感染してしまう場合
である。
 1の場合は、住所、氏名の記録でフォロ−することは可能だが、数が多くなると抜け落ちが出てくることもありうる。
 二次感染、三次感染がつながり始めれば、2の場合も出てくるであろう。
 いずれにしても、パンデミック化すれば、このような厄介な問題が続出することになるのだ。
 つまりは、国民全員がその恐さを認識して注意する必要があり、一人のミスが大変なパンデミックにーを惹き起こすことになるのである。
 「蟻の一穴が堤防を崩す」というのは、まさにこのことなのだと思う。
 政府やマスコミによる注意の呼びかけは多いが、その恐さについては徹底させてはいないと思う。
 村上新八