阿呆太郎君並びに自民党の諸君に告ぐ
麻生太郎君、並びに自民党公明党の諸君に告ぐ――、
内閣が国民の信を失うならば、野党第一党に政権を渡すのが県政の常道である。
こうしたルールが確立されつつあったのは、大正デモクラシー期においてであった。
然るに、安倍、福田が短時日で倒れ、今また麻生内閣が国民の信を失っているとき、
しかも直近参院選において最近の民意が明確に示されておりながら、
未だに政権の座に居座るのは、県政の常道に反するものである。
麻生総理は、国会解散権が、自分の自由意志のもとで行使されるべきもの
との考え方に固執している。
しかし、国会の解散権は、国民の声に応えるかたちで行使されるべき場合も
あることが、民主主義憲法上期待されるのは当然である。
形式上解散権を持つ総理大臣が、それは“わたしがきめる”と強弁し続けるのは、
憲法の精神を忘れ、解散権を私物化する行為以外の何物でもない。
麻生君は、総理就任後年末まで充分な時間的余裕があったのにも拘わらず、
その間、解散はおろか、何もせずに過ごした。
本来、定額給付金についても国民の大部分が反対である以上、さっさとこれを
引っ込め、国民の大部分が解散を叫ぶならば、潔くこれを受け入れる、
それが、民主主義憲法下における県政の常道を行く民主政治のあり方なのだ。
麻生君達のやったことは、国民の意に反して強硬採決をしたこと、
国会解散を頑強にイヤだと言っていること、ただそれだけである。
麻生太郎君、それに自民党や公明党の諸君、君達はちっともわかっちゃいないね。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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