西松建設の迂回献金問題について、記者団との懇談の場で「自民党には検察の手は絶対に入らないだろう」と発言した問題で、それを追求された漆間官房副長官は、「記憶にない」と否定した。同席した3人の秘書官も口を揃えて「記憶にない」と述べた。
 一方、懇談に出席した20名の記者は、その発言を一斉に、紙上で報道しているというのにだ。
 昨日の発言をさえ、本当に今日忘れている、というのなら、それこそ真性の認知症である。
 そんな官僚を、内閣の事務方の元締めしとしておいておくわけにはゆくまい。即刻更迭すべきである。
 もし、認知症でないとしたら、そんな明白なウソをついて平然としている官僚は、内閣の信用を失墜するたけだから、更迭するのが正しい措置だと思う。
 村上新八