重ねて東京地検特捜部検事の者共に問う。

こちとら何も民主党をやるなら自民党もやれ、などとケチなことを
言うつもりはない。
アメリカかぶれの自民党のザコ共のことなどはどうでもいいんだ。
Aを殺したと思われるBの居宅で凶器が見つかり、それでBを逮捕した、
程度のことを何故説明できないかと聞いているんだ。
今現に、一人の人間が身柄を拘束されている。その理由を明確に国民に
対して説明せよ、というのが分からんのか、このアンポンタンめが。

今また、元秘書を参考人として呼ぶのだという。ゼネコンの受注調整に
関与していた疑いとか。しかしながら……

「偽計若クハ威力ヲ用ヒ公ノ競売又ハ入札ノ公正ヲ害スヘキ行為」に該当
するとなると、この犯罪に関与した者は、元秘書のほかに、入札当局や
関係ゼネコンなど、予定額あるいは敷札額などの内報に関与した多数の
共犯者が存在することになる。今になってこれらを調べるとすれば、
関与した人物を探し出すだけでも恐ろしい長期間を要することになる。
また……

「公正ナル価格ヲ害シ又ハ不正ノ利益ヲ得ル目的ヲ以テ談合シタル者」
となると、この場合元秘書が関与したとしても彼はゼネコン当事者では
ないから、教唆犯に該当することになり、元秘書をパクル前に、主犯を
演じたゼネコンらの捜査が先行しなければならなず、わざわざ小沢周辺から
着手したのは意図的であるとしか言いようがない。
しかも談合罪は目的犯であり、「不正ノ利益ヲ得ル目的」がなければその
罪は成立しない。かかる不正の目的があったのかどうか、の判断乃至立証は
極めて困難、したがって談合罪はまずあるまい、と推断せざるを得ない。

さらにさらに、万が一元秘書の行為がこれらの罪に該当するとしても、
遙か以前のことであり、とっくに公訴の時効が成立している事案である。
元秘書は、検察の呼び出しに応じる必要はない。検察が何かを聞きたければ、
呼び出しなどという不遜な態度をとらず、自分の方から出向くなど、
礼をもって接するのが当然であろう。