麻生郵政発言への竹中の反論はおかしい
麻生が、「郵政民営化に最初は反対だったが」「4分割は効率的ではない」との発言について、竹中元郵政民営化担当相が次のような批判をしている。
「四分割をやめたら郵政民営化は終わりだ」「郵便事業と郵便局事業は違う。後者は小売サ−ビス業で前者は物流業だ。一緒にする必要はない。この2事業が一緒になれば郵政の9割が一緒になるということだ」と。
これは納得できない。「郵便局事業は小売サ−ビス業と言うず、切手、ハガキを売ったり、小包を受け付けたりするのは、郵便事業と言う物流事業の窓口にすぎない、と認識するのが自然だからだ。
その上、儲けがでているのは、ちよきん会社とかんぽ会社だけだから、この儲けで赤字の郵政会社と郵便局会社をカバ−していくのが筋だからである。
また、「かんぽの宿」叩き売りにつていも、「赤字会社だから109億円で叩き売ってもよい、売らないでおいて40億の赤字の責任を誰が持つのか」とも言っている。
が、400億円で叩き売っても赤字の10年分くらいは回収できるし、その可能性は十分あるのだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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