麻生は、5日参院予算委で、「郵政会社ガ4者に分割されているのは、経営効率上いかがなものか。見直しをしたい」「自分は、初めから郵政民営化には反対であった」と答弁した問題で、政界、マスコミで批判がでている。
 今年3月は、「郵政民営化法」に規定されている見直しの時期であるから、見直すこと自体には、問題は何もないのだ。
 が、「自分は初めから反対・・」という余計なことを付け加えたから、問題視されているのだ。おしゃべり麻生の舌の滑り過ぎである。
 大体郵政選挙は、小泉の飯塚政策秘書がプロデュ−スした劇場選挙で、田舎芝居の面白さ半分でノンポリまで投票したから、2/3も取れたので、これが郵政民営化賛成の意思の表れかどうかは疑問なのだ。
 過去の内閣がやったことは、踏襲すべし、という法則もない。
 企業でも新社長が副社長時代に前社長がやった施策をひっくり返すことは常にあるのだ。
 郵政選挙の議席2/3を、を天の声みたいに扱うのは大間違いだと思う。
 村上新八