前もって言いますが1990年度出版の本を参考してます。
私たちは、人生を幸福で充実したものにしたいと考えます。その為には、生きる為でなく、教養を高めたり、多くの楽しみを味わう事を目的として財やサービスを消費します。
高度成長の裏では環境破壊を引き起こしたり、経済的に恵まれない人たちに十分な配慮が払われなかったりしました。このような反省から、成長一辺倒ではなく
環境を保護し社会的弱者にも十分に配慮した経済運営が求められるようになりました。 

多くの所得を得ている人から税金を徴収し、因窮している人に補助金を分配する所得再分配政策などによって社会的弱者の救済が図られます。
環境破壊は社会全体に費用を掛けるものに対してなかなか解決しません。
 環境基準を定め公害を出す企業を法律で規制することが必要になります。環境保護は世界的に緊急で重要な問題になっています。CO2やCH4
などによる地球温暖化やフロンガスによるオゾン層の破壊が地球規模で広がっている為です。
この解決の為には世界全体が協力しなければなりません。
 しかし途上国は先進国にくらべ環境保護よりも成長を優先する姿勢を示してます。先進国は途上国に対して積極的に技術移転を図ることで途上国の成長と環境保護
の両立に協力する必要があります。


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長谷川です