皆さま、明けましておめでとうございます。真木子です。
本年もよろしくお願いいたします。

『大怪獣NEO』(こんな略でいいのか?)は現在第3話。
第2話では、レイがアンデッドしてる一方で、ダイルはセイザーXだと判明。
第3話、今回の惑星にはアイスラッガーが落ちていた(^_^;
ジョーカー化:-)したレイが拾っていきましたが、何かに使うつもりなのか?


さて、残り少なくなったキバです。
第46話「終止符 ■ さらば音也」
記号は終止ではなく休符ですが。

◇1986年(かな?前話の続きだし)
バット・ファンガイアに倒された音也キバ。怒った渡キバが攻撃するが、こっ
ちもやられた。
まだ生きている音也、「このパンク野郎!」
「・・・きさま、恐るべき生命力だな」
まだ終わりじゃない、とイクサに変身。でもやっぱり力不足で変身解除。
渡がふたたび変身。ひとりじゃ無理だと、音也は三度ダーク・キバに。
太牙を抱いた真夜が見守るなか、父を心配する渡と、迷うなと言う音也。
『渡。人に流れる音楽を守れ。そのために戦え。渡。大切なものを守るために、
男は戦うんだ』
《そうだ。僕は父さんの声に導かれてずっと戦ってきた。父さんと一緒に戦う
ことが、父さんと一緒の時間を生きることが、命を受け取るってことなんだ!》
急に元気になったダブル・キバの攻撃で、動きを止められるバット・ファンガ
イア。
「ウェイクアップ・ツー」俺の必殺技パートなんたらみたい。
「ウェイクアップ・フィーバー」
ダブル必殺キックで、ついにキングは倒れる。
「真夜・・・お前は俺のものだ。一緒に、地獄へ行こう」
キングの放った光は、赤ん坊太牙のバリアに跳ね返された。
「新しいキングの誕生だ」太牙の顔と左手に模様が。「いつの日か必ず、俺の
息子がお前たちを倒す」
キングは散った。

渡が消え始める。
「心配するな。俺は死なない。これからの人生を楽しむんだ!」
自分はどうやって生きていけばいいのか分からないと言う渡。
「人は音楽と同じ。それを守りたい。そうやって生きていきたい」
「分かってるじゃないか。それでいい」
その音楽はどうやったら聞こえるか、それは自分で考えろと言われたところで、
渡は消えて22年後に戻った。
「バカね、音也。死にそうなぐらい苦しいのに、我慢して」

○2009年(になったか?クリスマスも正月も描写はなかったが)
「俺が嶋さんの代わりに、青空の会を統括する」
「・・・」
「さ、推薦人の欄に名前を書きなさい」
恵が推薦状を破り捨てると、すかさずもう一枚。

○教会でパイプオルガンを弾くビショップ。
「奴はキングにふさわしくない」
再生怪人を大量発生(またか・・・)させる。
「新たなる王復活のため、ライフエナジーを集めるのだ」

○ブラッディ・ローズが反応。
襲われている静香ちゃんのところに渡が駆けつけて、生身のままファンガイア
を殴る!
さらに睨みつけて凄むと、ファンガイアは逃げていった。
「いつの間にあんなに強くなったの?」
「ぼくなんか強くないよ、父さんに比べたら」
「えっ、お父さんに会ったの?!」
そのとき、すれ違った警官2人に不審を感じ、おぶっていた静香をおいて走り
出す渡。

○路上。
まだサインする・しないで頑張っている名護と恵。
「あなたは本質的にエゴイストでいつも上から目線で細かいことにいちいちう
るさい空気の読めない朴念仁だから。わかった?」
「わかった。反省します。だからサインしなさい」
通りかかった警官たちに助けを求めるが、じつはファンガイアだった。首を絞
められる2人。
渡が駆けつけて、生身のまま殴る蹴る。解放された名護がイクサに変身して1
体を追い、もう1体はまた渡のひと睨みで逃げていった。
ファンガイアをあっさり片付けたイクサの前に、ビショップ登場。
「また会ったな。今日こそスクラップにしてやるよ」
「俺は世界の希望。輝く太陽のように、決して消えることはない!」
だがアゲハちゃん相手に、イクサのほうが劣勢。踏みつけられるイクサに、恵
の銃弾が助太刀。
恵に迫るアゲハ。身を挺してかばい、変身が解けて倒れる名護。
今度は恵が名護をかばいつつアゲハを牽制。

○例によって山の上なんぞにある墓。
《深央・・・君が死んだのは僕のせいだ。僕が弱かったから》
もっと強くなる、と太牙が誓っていると、渡も墓参りに来た。
「深央さんは僕と兄さんの間にいたんだ。そして引き裂かれた」太牙を睨む。
「決着をつけよう、兄さん。もう二度と深央さんのような悲劇を生まないため
に」いや、毎度三角関係になるもんでもないと思うけど・・・
「お前は俺の片腕となればいいんだ」
「兄さんが人間を餌としてしか見ないのなら、僕は絶対に従わない」
距離をとって、変身。

◇1987年(じゃないかもしれないけど、とにかく過去編)
ブルマン君を追って雨の中にいたゆりに、音也が傘を差し出した。
オムライスのレシピを聞きに来たと言う。真夜は料理しそうにないしな〜
「あれは最後に隠し味として毒を入れるんだ」
「わかった」
「バカ、嘘だ・・・愛情だ」
「お前に会えて、本当によかったと思ってる。お前は笑顔がいちばんよく似合っ
てる」
雨がやみ、虹が出た。
音也は姿を消していた。

◇空を見上げるモンスターズ。
キャッスル・ドランが暴れている。
「俺たちが城に戻れば、キャッスルドランを抑えることができるかもしれん」
そこに音也が現れて、さんざん悪さを働いたのだから、たまには良いことをし
ろと言う。
次狼には、音也の存在が消えかかっているのが見えた。
「おまえらには山ほどの貸しがある。いつか返してくれ」
いずれ生まれる息子を、助けてやってほしいと。
食っちまうかもしれないぞと言いつつ、最後はうなずく次狼。

○2009年?キバ対サガ。
突然ファンガイアの群れが現れて、両者に組みつく。
ビショップ登場。死んで新しいキングに座を明け渡せと言う。
「キングは私が決める。兄弟そろって、心置きなく死んでくれ」
言い捨てて去る。

○恵に支えられて歩いてきた名護。
そんなんじゃ会長なんて無理、あたしがやるしかないのかなー、などと言いな
がら先に行く恵。
ひとりでは立てない名護。目もかすむ。よくあるパターン:-p

◇1987年?、公園。
真夜にオムライスをふるまう音也。仕上げの愛情は、バイオリン演奏。
《聞こえるわ。あなたの音楽は、私の胸の中で、ずっと鳴り響いている》
《そうだ、それでいい。それが俺の本当の音楽だ》
バイオリンを抱いて、真夜の膝の上で最期の眠りにつく音也・・・


で、いつのまに子供作ったんだ?
44話のプロポーズより前ということはないと思うんだけど、45話でダーク・
キバに変身してからは死にかけてるしなー。
モンスターズは、子守はともかく、キャッスル・ドランに封じられに行くほど
の義理はない気がする。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp