分業による専門化を追求する為に(分業体制には大きく分けて職能的分業と連邦型分業がある。前者は製造、販売、研究開発などの部門に分ける
職能別組織であり。後者は製品別、地域別などの事業部制組織である)
経営管理プロセスでは目的・手段関係に従って組織の上位目標を下位目標に分解し、下位目標をそれぞれの部分組織に割り当て、専門的
にそれを実現する体制が整えられる。上位の管理者には、財務目標などのより統合度の高い目標や抽象度の高い目標が割り当てられ、
下位の管理者には、より具体的で操作性の高い目標が割り当てられる。納期の短縮、在庫の削減、不良率や返品率の引き下げなどがその
例であります。いずれの階層においても、現状のままでは割り当てられた目標を達成できないのが通例であるから、ギャップを埋める為
の手段が講じなければならない、それが“意思決定プロセス”である。


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長谷川です