年の瀬を前に食住を剥ぎ取られる派遣、期限労働者に何とか手を差し伸べようと、野党三党が参院に提出した雇用対策法案に対して、与党は、「選挙目当てのパフォ−マンスだ」などとつまらないケチをつけて廃案にしょうとしている。
 パフォ−マンスであろうとなかろうと、事は急を要するのだ、党派を超えて早急に可決するのが政治というものである。
 与党の第二次補正では、暮、正月に間に合わず、彼等を路頭に迷わせることになるのだ。
 「年末までに何とかしたい」と言ったのは麻生首相のはずであるが、それこそ与党側の選挙目当ての間違った作戦で、提出が引き伸ばされているのだ。
 一週間以内に、参院→衆院を通過成立させるべきだ。そういう指示を出して、強力にプッシュして、スピ−ディ成立させれば、麻生の支持率はピンと上がることは請け合いである。
 村上新八