YKKK(山崎、加藤、菅、亀井)が軸となっている新しい政治グル−プの動きや、小泉改革の継承を唱える中川秀の一派の動きがある。
 さらに、自民党の古賀選対委員長は、「自民党が生き返るためには公明党を切らねばならない」と述べて、従来の「小選挙区は自民、比例区は公明」という選挙協力作戦が、180の議席を持つ比例区での自民議席を失っている、として、自公連携を批判している。
 阿倍、福田、麻生の三代とも総理として失敗、小泉長期政権のボロが続出し、ほころびが広がり、衆参で与野党のねじれとなると、再編は破裂寸前といってもよいであろう。
 自公政権が崩壊して、官僚主権を断ち切る真の強力政党が出現することを望みたい。 

 村上新八