kiva #42
真木子です。
家で使用しているPCがダメになりました。明らかにハードディスクの問題なの
で、待てない仕事はとりあえずKNOPPIXで済ませましたが、実はCD/DVDドライブ
もガタがきてるんだな・・・
土日に作成・更新したファイルの大部分は、なんとか読み出しできました。で
なきゃ、この記事も書き直しで大幅に遅れるところ。
第42話「パワー・オブ・ラブ > 王の怒り」
記号は四分音符にアクセント。
◇1986年。
ダーク・キバに突進したイクサだが、一方的にやられて変身解除、バイオリン・
ケースを抱いて気絶。飛び込んだゆりも一撃でダウン。
「この人間は俺の手で処刑する。かまわないだろうな?」
飛びかかろうとするゆりを真夜が止め、キングは音也ごと消えた。
○2008年、サガ対キバ。
だが、戦いにはならず、変身を解く。唯一生きる道はファンガイアになって自
分に従うことと言う太牙に対し、渡はファンガイアも人間も関係ない、自分が
正しいと思った生き方をすると宣言。互いに戦いたくないと言いつつ、物別れ。
○マル・ダムール。
沈んでいる渡に、横からいきなりスイーツを差し出す健吾、恵、名護。
渡は健吾に謝り、もう一度友達になってくださいと頼む。マスターも割り込ん
で騒がしい感動シーン。
そこに背を向けている嶋に、渡の抹殺指令を取り消すよう頼む名護。「彼は人
間です。見ればわかります」
「紅渡・・・本当に彼は厄介な存在だ。半分人間で、半分ファンガイアなんだ
からな」
いきなり厨房を借りて、手際よくオムライスを作る。
「これは人間である君への、私からの気持ちだ。だがもし!ファンガイアであ
るならば、君を抹殺する」
「・・・いただきます」
○逃げる女。
深央が女を処刑し、ため息をつく。そこに現れた先代クイーン。
「驚いたわ。あなた、クイーンとしての仕事をちゃんとしてるのね」
「・・・はい。私、決めたんです。キングと正式に結ばれるために、ちゃんと
したクイーンになろうって」
深央の言うキングは、太牙ではなく渡。
「お母様にとってみれば、どっちも同じじゃないですか。2人ともあなたの子
供なんですから」なにを拗ねてるんだ??
○レストラン。
手を組んでキバを倒す提案を受けると言い出す太牙。嶋は、渡を精神的に追い
詰め、太牙の元に来させる筋書きだと看破。
「しかし、残念だな。気が変わったんだ。彼ならファンガイアの力を抑え込ん
で、人間を助けてくれる。つまりそれは、人類の勝利だ」
互いの恨みは相変わらず平行線。
「ごちそうさま。おいしかったよ」
◇1986年。
真夜に音也の居所を尋ねるゆり。
「あなたはもう関わらないほうがいいわ。紅音也のことは忘れなさい。すべて
終わったの」
「おまえはそれでいいのか?!」
「・・・」
キングには勝てないと言う真夜に、土下座して協力を頼む。
「どうしてそこまでするの?音也はある意味あなたを裏切ったのよ?」
「これはあたしの思いだ。音也に対する愛。あたしはそれを裏切れない」
「愛・・・」
○ゆりの墓前。
嶋にサンゲイザー(太陽を見上げてひなたぼっこ=大鎧蜥蜴)・ファンガイア
が声をかける。「懺悔のつもりか」知り合い?
「よけいなお世話だ」立ち上がりざま、撃つ!
だか、格闘になると生身じゃ勝てない。武器も盾に阻まれて壊れる。
嶋が気を失ったところに名護と恵が到着。ライジング・イクサの銃撃も効かず。
○病室。
嶋は医師もさじを投げる重傷。意識を取り戻し、そばにいた渡に、気がかりな
のは太牙のことだと言う。
「彼が人間を恨んでるとしたら、それは私のせいだ。渡くん、太牙を助けてやっ
てくれ」
嶋が意識を失ったところに、太牙が入ってきた。自分なら助けることができる
かもしれないと言う。
「・・・お願い、兄さん。嶋さんを救ってあげて!」
◇1986年、紅家で戦闘準備のゆり。
真夜が現れた。「ひとつだけ聞かせて。本当にあるのかしら、死ぬ覚悟」
うなずくゆりに、真夜はにっこり。「ばかね」
◇迷いの森を進む真夜とゆり。
ここは危険な番人が支配し、真夜もファンガイアの姿にはなれない。
◇キャッスルドラン。
鎖でつながれている音也の前に、キング。城に飾る価値もないので、キャッス
ルドランの餌だと言う。
悲鳴を上げる音也。
○花屋。
太牙が上機嫌で花を注文していると、深央が現れて、妙に積極的に話しかける。
「もしかして、正式なプロポーズをしてくれるとか」
「・・・うん」
「だったら、お受けします」
浮かれまくる太牙。
○マル・ダムール。
姿を消した嶋を案じる名護と恵、そして沈黙する渡。
そこに、ごく普通の調子で嶋が入ってきた。驚く名護、恵。
嶋は体脂肪率0.2%とか、ありえない話をしつつ、異常な食欲。
○太牙の会社。
嶋が元気になって礼を言う渡に、太牙は感謝してるなら行動で示せと言う。
「あらゆる意味でファンガイアは人間より優れている。おまえも僕のそばにい
れば幸せになれる。人間と共に生きるより、ずっと」
「・・・ごめんなさい」
ここはあっさり引き下がるが、「僕だってそんなに気は長くない。次が最後だ」
○ジム。
激しく筋トレする嶋、器械のほうが壊れちゃった。
○人々を襲うトカゲ男。
名護と恵が駆けつけると、逃げた。見失った先にいた嶋と合流。工場に入って
いく。
いきなり攻撃を受けて倒れる名護、恵。
外に出たファンガイアに、渡が近づく。変身。
さっさとウェイクアップ、逃げるファンガイア。追おうとしたら、別の方向か
ら攻撃。
太牙が近づいてくる。「渡、最後の答を聞かせてくれ」早っ。
断ると、力ずくで従わせると言って、サガに変身。
◇1986年、迷いの森。
同じ場所に戻ってしまったゆりと真夜。そばの石像が笑う。
「命知らずの侵入者よ。私の許可なしには、ここから先へは行かせない」
石像からシルクモス(絹の蛾=蚕蛾)・ファンガイア出現。
○痛めつけられるキバ。
「僕のものになれ、渡」
○逃げたトカゲ男。
よろよろと座り込み、嶋の姿に。ステンドグラス状の自分の手を見て、絶叫。
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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★
小路 真木子(SHOJI Makiko) shoji@kyoto-econ.ac.jp
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