G20サミットは結局EUの方向性を確認するに至り、
阿呆ブッシュの目論見はかなりはずされた恰好だ。
出席した各国代表の顔が晴れやかだったのは、国際社会無視の戦争を
重ねる身勝手な阿呆ブッシュが間もなく消えることへの歓びを共有する
からであろう。

阿呆太郎は「引き続きリーダーシップを発揮していく」と話しているが、
この阿呆、どこでどんなリーダーシップを“発揮”したというのか?
今次サミットの主役は、まずはEU、次いで米国、それに新興国、
日本はさしみのつまだ。
新聞は、各国代表はほとんど次期米大統領オバマのスタッフと会談し、
オバマこそが影の主役であったと報じている。

大枚10兆円の大風呂敷を抱えて乗り込んだ阿呆太郎ではあったが、
恐らくは「フン、巨額赤字国のくせに、いいとこみせようだなんて」と
その卑しい根性が各国代表から見透かされていたのではなかったか。
阿呆太郎の手前味噌過ぎる談話を各国代表がどんな気持ちで聞いたことか。
漫画チックな阿呆を頂く日本、おお、恥ずかしい。