猫間です。2008年秋新番組個人評価です。
例によって5段階評価です。
#だいぶ遅くなってしまい、既に3話くらい放送が進んでしまいましたが。

番組リストは芳賀さんのTVアニメ新番組案内やアニメ誌・公式サイト等を参考に、
関東キー局での放送曜日別に並べました。
UHF・CS等は後ろにまとめています。

<日曜日>

◆ねぎぼうずのあさたろう            (06:30テレ朝)
客観的評価/3  主観的評価/3-

曲がったことが大嫌いなネギ坊主が日本全国を旅する物語のようです。
ネギはネギでも女の子が31人くらい出てきたりはしません。
顔に似合わず男気溢れるエピソードはオーソドックスですが、それ故に安心して
見ていられます。「くらえ、正義のネギ汁だ!」には笑ってしまいましたが。
ネギを振り回すのは初音ミクで間に合っているので視聴するのは1話限りにする
つもりですが、OPの歌は秀逸なので多くの人に聴いて欲しい(笑)


◆バトルスピリッツ少年突破バシン    (07:00テレ朝)
客観的評価/3- 主観的評価/3-

子供達に大人気(にする予定)のカードバトルのアニメ化らしいです。
主人公の性格付けが薄っぺらいのでキャラクター的に惹かれる点は無し。
個々のエピソードはともかく全体のストーリーに期待するのも厳しそう。
ただ、エンディングの美少女アイドルオンステージだけは必見。


◆イナズマイレブン                  (09:00テレ東)
客観的評価/3- 主観的評価/3

少林サッカーをアニメにしたような感じ?
ド派手なサッカーバトルは嫌いではないのですが、テレビシリーズとして見続ける
のは辛いかな。
チームメイトとの交流が平凡にならなければ良いのですが。


◆ライブオン CARDLIVER翔            (10:30テレ東)
客観的評価/2+ 主観的評価/2

次々と新しいカードゲームが登場して、今の小さい子は混乱しないのだろうか。
プレイヤー自身がモンスターに変身するのはこの手のカードゲームの中では珍しい
要素かも知れませんが、さほど面白味は感じられず。
どんなに女の子が可愛くても見続ける程の興味は沸きませんでした。


◆機動戦士ガンダムOO Second Season  (17:00TBS、GyaO)
客観的評価/4- 主観的評価/4

とりあえず乙女座仮面は期待通り(笑)
第一期からの登場人物を動かしているだけでもそれなりの人気は出るでしょう。
しかし、単なるキャラクターアニメのまま終わってしまうのでは第二期シリーズに
続けた意味がありません。
その点では、ロックオン二代目はあざとい感じがして残念。
いきなり勧誘するのはどうかと……。まあ、ひと悶着あるんでしょうけど。


◆今日の5の2                      (25:30テレ東)
客観的評価/3+ 主観的評価/3

OVA版と比べるのが可哀想なTV版です。
テレ東なのでパンツ無しは当然ですが、キャラデザも劣化して、EDの選曲を除いて
残念なことに。
OVA版を忘れることが出来れば、あるいは脳内でOVA版の映像に変換できれば、楽し
めると思います。オリジナルのエピソードもありますし。


◆スキップ・ビート!                (26:00テレ東)
客観的評価/3  主観的評価/3-

どう見てもヒモ男に騙されているだろ……と思っていたら、案の定。
まあ自業自得だとは思うけれど、裏切った男に復讐を決意するくだりは気持ちが
良かった。
ただ、黒髪が茶色に染まって視聴意欲が減退。やっぱり切り捨てます。


<月曜日>

◆ヴァンパイア騎士 Guilty           (25:00テレ東)
客観的評価/3+ 主観的評価/4-

そのまんま前シリーズの続きです。
吸血鬼モノのお約束は出尽くしたと思うので、この先の展開は逆に楽しみ。
作画が怪しいところもありますが、自ら首筋を晒す優姫はプリティ。


◆美肌一族                          (25:30テレ東)
客観的評価/2- 主観的評価/2

テレビショッピング番組『週間美肌一族』の番組内ショートアニメ。
肌は美しいけれど心が汚れている美肌一族の物語です。
狙っているのか真面目なのか、そこかしこから昭和の香りが漂っています。
#真剣に美肌を求めている人は、そもそも深夜番組なんて見ないよなぁ。


<火曜日>

◆ワンナウツ                        (24:59日テレ)
客観的評価/3  主観的評価/3

従来の野球アニメと変わらないワンマン投手の話だろうかと斜めに見ていましたが、
あれは個人プレーと言うより頭脳プレーなのだと理解して少し見直しました。
でもやっぱり主人公を好きになれそうにありません。
ナレーションの入り方からすると『アカギ』や『カイジ』と同じファン層を狙った
アニメ化なのかも知れませんが、自分としては興味を惹かれませんでした。
#自分は基本的に野球が嫌いなんだろうなぁ。『おお振り』は面白かったけど。


◆魍魎の匣                          (25:29日テレ)
客観的評価/?  主観的評価/4

アニメ化以前に名前だけは聞いたことがあるものの、内容は未見。
なので、初回を見ただけでは、どういう作品なのか物語の方向性が全く掴めません
でした。
でも少しくらい難解な方が見応えがあるので、気合を入れて見続けるつもりです。


<水曜日>

◆スティッチ                        (19:27テレ東)

パス。


◆とらドラ!                        (25:20テレ東)
客観的評価/4  主観的評価/5-

どうやら自分も釘宮病が発症してしまったようです。
「うるさい!うるさい!」とか「犬のように」とか、どこかで聞いた台詞をどこか
で聞いた声で聞かされるだけで脳内麻薬がドバドバと出てきそうです。
中の人を除外して考えても、素直じゃない手乗りタイガーが可愛いのなんの。
木刀を持って闇討ちする凶暴性は行き過ぎな気がしないでもないですが(汗)
いきなりフライング土下座を披露したり変な歌を口ずさむ実乃梨もキュート。
単純に竜児と大河のラブコメだけではなさそうなので、最終的にどのような関係に
落ち付くのか分かりませんが、その過程を微笑ましく大笑いしながら見守りたいと
思います。


◆ミチコとハッチン                  (26:08フジ)
客観的評価/3  主観的評価/3-

母と娘の逃避行ロードムービーになるのかな?
酷い虐待からは救い出されたものの、あまり爽快感などは感じられず、雰囲気的に
好きではないので、たぶん視聴は継続しません。
あと、女優さんが「声優初挑戦」のキャッチコピーと共に主役を演じるのは不安に
なるだけなので止めて下さい。


◆ヒャッコ                          (26:35テレ東)
客観的評価/3+ 主観的評価/3+

メインキャラの4人だけであれこれしているときは微妙な感じでしたけれど、サブ
キャラが絡んできたら面白くなってきたので継続視聴します。
場面の繋ぎが少々間延びしているように思いますが個々のギャグは楽しいです。


<木曜日>

◆タイタニア                        (23:30NHKBS2)
客観的評価/3  主観的評価/3

わざわざ新作を作らなくても『銀河英雄伝説』を放送すれば良いんじゃないかな?
と思ったりして。
木曜深夜はアニメ放送が立て込んでいるので切り捨てるつもり……だったのですが、
「宇宙で最も英雄的な失業者」というフレーズに少しだけ期待が沸いたので、もう
しばらく様子を見るつもり。


◆のだめカンタービレ巴里編          (24:45フジ)

前シリーズを見終えていないのでパス。
#シャナ@灼眼が出てくる場面だけは確認しましたが(笑)


◆夜桜四重奏                        (25:29TBS、24:30BS-i)
客観的評価/3  主観的評価/3+

『夏目友人帳』のようにひっそりと生きている妖怪も風情があって良いのですが、
文明に適応している妖怪も好きです。
しかし、現代妖怪バトル物としてはアクションシーンが物足りなく、また、人間と
妖怪の確執など話の展開も割と普通で、悪くはないけれど平凡な印象。
ただ、街を跳び回るヒメの絶対領域が目に嬉しいので継続視聴(えー)


◆CLANNAD 〜AFTER STORY〜           (25:59TBS、25:00BS-i)
客観的評価/5  主観的評価/5

前シリーズは少々遊び過ぎていて物語性が霞んでしまっていたような気がします。
今シリーズは初回からコメディ的な話から始まりましたが、しかし、今度は終盤に
近付くほどドラマチックなストーリーが展開されるのだろうと期待しています。
もちろんコメディそのものが悪いわけではないので、楽しい場面は大いに笑わせて
頂くつもりです。17歳とか(ぉぃぉぃ)


<金曜日>

◆黒執事                            (25:55TBS)
客観的評価/4  主観的評価/4+

原作コミック既読。
あくまで執事の美青年&生意気な美少年だけでなく、コメディ要素もあって意外と
面白いです。
アニメではホラー演出も上手くて好印象。
グロいところも強調されそうなので耐性が無い人は覚悟が必要ですが。


◆鉄のラインバレル                  (26:25TBS、BIGLOBEストリーム)
客観的評価/4- 主観的評価/4+

なんて痛々しい正義の味方だ(苦笑)
初回の展開は過去のロボットアニメと変わらないのですが、主人公が中二病。
思考パターンがヤバい。でも昔の自分だったら何となく共感できる。だから痛い。
まあ、この鬱屈した性格もどこかで矯正されるでしょうから、それまでは生暖かく
見守っていくつもりです。
でも本心を言えば、いつまでも青臭いままの君でいて欲しい(笑)


<土曜日>

◆しゅごキャラ!!どきっ              (09:30テレ東)
客観的評価/3+ 主観的評価/3+

話数のカウントは継続していますが、タイトルが変わっているので一応新番組。
バツたまが相手ではアクションシーンが視覚的に物足りなかったので、ナゾたまが
持ち主をキャラなりさせて戦わせるというのは試みとしては面白いと思う。
ただ、アクションをメインに据えてしまうと1話1話のエピソードが典型的な物に
なりそうなので、どこまでワンパターン化を回避できるかがポイントかな。


◆黒塚-KUROZUKA-                    (23:30BS11)
客観的評価/4+ 主観的評価/4+

360度回り込んで描く戦闘シーンや、何とも言えぬ色気が漂う黒蜜など、映像表現が
素晴らしいです。これはアニメ版『DEATH NOTE』と同じスタッフか。
義経と弁慶がいるので当初は鎌倉時代が舞台になっているようですけれど、幕末や
現代的な映像も挿入されていて、時代を越えた長い物語になりそう。
今のところは場面が飛び飛びで分かり辛いですけれど。


<UHF・CS・ネット配信・他>

◆キャシャーンSins
客観的評価/3  主観的評価/3

単なるリメイクではないようです。
人間どころかロボットにも未来が無い滅びかけた世界で、過去の記憶を失い罪だけ
を背負うことになったキャシャーンが放浪の先に辿り着く真実が気になるので継続
視聴したいところ。どうしようかな。
雰囲気的に辛いドラマになりそうですが見応えはありそう。


◆テイルズ・オブ・ジ・アビス
客観的評価/4  主観的評価/4+

テイルズシリーズは数が多いのですが、作品ごとに登場人物・世界設定が全く違う
ので、以前の作品を知らない人でも大丈夫っぽいです。
むしろ、自分のように中途半端に知っている方が混乱しそう(汗)
基本的には原作ゲームのストーリーをなぞることになるのだと思いますがテイルズ
シリーズは元々アニメ的要素のあるゲームらしいので、端折り方を間違えなければ
アニメ化に失敗することは無いと思います。
剣と魔法のファンタジーは好きなので継続視聴。

#個人的には、『アビス』の前に『シンフォニア』のOVA続編を作るのが先では
#ないかと思ったりして。


◆北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
客観的評価/3  主観的評価/3+

最近のラオウの声は威厳が足りない感じだなぁ。
この外伝の1話はまだ覇道の始まりなので、少し足りないくらいでちょうど良いの
かも知れませんが。
レイナが普通に可愛いのも荒廃した世界に不釣合いで、手放しでは喜べなかったり。
いや、可愛いのは嬉しいんですけどね。


◆天体戦士サンレッド
客観的評価/3  主観的評価/4

ニコ動の公式配信を視聴。
ヒーロー物の悪の組織をネタにしたギャグ作品は結構多いのですが、その中でも
かなり面白いと思います。
1話15分のショートアニメなので気楽に見続けるつもり。


◆屍姫 赫
客観的評価/3+ 主観的評価/3+

アクション場面もストーリー展開も決して悪くはないと思います。
が、メインキャラが2人とも非声優という無謀キャスティングで台無しに。
せめて滑舌が良ければ。せめて感情が乗っていれば。せめて声が凛々しければ。
ただ、2クール目の『屍姫 玄』のこともあるので、一応継続視聴します。


◆ケメコデラックス!
客観的評価/4  主観的評価/4

いきなり花嫁やら婚約者が押しかけてくるラブコメ作品は多々ありますが、やって
きたのは二頭身の女性に似た何か(どう見ても人間ではない)。
でも中の人は美少女。あれは戦闘用のスーツだろうか。
何となく事情は予想できますが、話の展開に勢いがあって楽しい作品だと思います。
あと、無駄にエロ可愛い早川美咲がナイス。そんなに修羅場が好きか(笑)


◆とある魔術の禁書目録
客観的評価/4+ 主観的評価/5-

原作小説は未読ですが、外伝漫画『とある科学の超電磁砲』は既読。
科学で超能力が解明され能力開発すら可能な学園都市で、能力を打ち消す力を持つ
無能力者の主人公が魔術に関わる騒動に巻き込まれていく話、で良いのかな?
主人公が無効化能力を持つ作品はいつの間にか増えてしまって珍しくないのですが
超能力(科学)と魔術という別々の要素を合わせているのは面白いと思います。
個人的には、超能力を打ち消す能力で魔術まで打ち消せるのは納得いかなかったり
するのですが、まあ、自身の幸運さえ無効にしてしまうくらいだし(苦笑)


◆地獄少女 三鼎
客観的評価/4  主観的評価/4+

地獄少女が帰ってきてしまいました。
あえて言います。帰ってきた、ではなく、帰ってきてしまった、と。
どう考えても『二籠』で地獄少女の物語は終わっているので、第三期の話を初めて
耳にした瞬間に蛇足の二文字が脳裏をかすめました。
どうして閻魔あいが戻ってきたのか、その辺りのことは追々と語られるのでしょう
けれど、余程のことがなければ納得がいきません。
ですが、それは制作している側でも承知しているはずなので、きっと余程のことが
あるのだと信じて見続けるつもりです。
地獄流しはコメディ路線で行くようですので飽きることは無いと思いますし。


◆ef - a tale of melodies.
客観的評価/4+ 主観的評価/5

前作『a tale of memories.』の主役たちより一つ上の世代の人たちの過去に焦点を
当てた物語になるのかな?
過去を語り終えたとき、未来に何を残せるのかは分かりませんが。
とりあえず、「俺も生の方が好きだけどね、ゴムより」が伏線だったという子種残し
エンドだけは勘弁して下さい。マジで。
トリッキーな映像表現は前作同様にドラマを盛り上げてくれるはず。


◆かんなぎ

某所で1話のみ視聴。
原作コミックも読んでいますがアニメも期待できそう。
BS11での放送は中止になってしまったのですが、BSジャパンにて1ヶ月遅れで放送
されることが決まったそうで一安心です。


◆あかね色に染まる坂

某所で1話のみ視聴。
一体なんなんですか、このアニメは(褒め言葉)
手袋を外してるから開放状態とか、ギャグのノリがストライクですよ。


◆まかでみWAっしょい!

某所で1話のみ視聴。
なんだか良く分からないけど、ノリが良くてとにかく楽しい(笑)


◆CHAOS;HEAD

某所で1話のみ視聴。
現実と妄想の境界線が曖昧でトリップした感じが出ているのがイイな。
どこまでが妄想なのか疑ってかからないと騙されそうです。


◆ロザリオとバンパイアCapu2
◆喰霊-零-
◆のらみみ2
◆伯爵と妖精
◆純情ロマンチカ2
◆亡念のザムド

いずれも視聴不可。


<再放送・地上波初・等>

◆神霊狩/GHOST HOUND
◆アリソンとリリア
◆鉄腕バーディーDECODE
◆みればいーじゃん!しゅごキャラナイト
◆フルメタル・パニック?ふもっふ
◆フルメタル・パニック!TSR
◆かみちゅ!
◆低俗霊DAYDREAM
◆神様家族


<総評>

現在まで自分が観た中での私的期待度は以下のようになりました。

本命:CLANNAD 〜AFTER STORY〜
対抗:ef - a tale of melodies.
単穴:とある魔術の禁書目録
連下:かんなぎ
注意:機動戦士ガンダムOO Second Season

まず『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』。やはり外せません。
原作の話が聞こえてきてしまうのですが全力で聞き逃すようにしています。
次点は、前作が個人的に高評価だった『ef - a tale of melodies.』。
あの映像表現には好き嫌いがあると思いますが、自分は大好きです。
『とある魔術の禁書目録』と『かんなぎ』は何となく期待して良さそうな予感。
『機動戦士ガンダムOO』は大穴になる可能性も捨て切れないので、過剰にならない
程度には期待しておきます。
あとは、『地獄少女 三鼎』『とらドラ!』がどのような結末を迎えるか次第。


#これほど沢山の新作アニメを見たのも久しぶりだなぁ。
#ネットの無料配信が増えたおかげか。

では。
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猫間 鈴秋 / NEKOMA SUZUAKI
mailto:nekoma@mvj.biglobe.ne.jp
http://www5e.biglobe.ne.jp/~nekosuzu/index_n.htm