中国産、食品、食材はすへて信用できなくなってしまった。
 先のメタミトドホス入りの餃子についで、メラミン入りの牛乳、ついで、今度はジクロルロス入りのいんげん、乾燥卵にまでメラミン入り、と農薬入り食品、食材のオンバレ−ドだ。
 しかも、これらの事件は、一件も解決されいいないのだ。
 中国は、警察力がお粗末なのか、業者からの賄賂が効いているのか、それとも中国の恥になるようなことには一切頬かむりしてしまおうとするのか、その辺は分からないが、迷惑を蒙るのは世界中の中国食品、食材の輸入先である。
 食品に原料産地を記載することにしても、いろいろな加工経路や流通業者を経由してくるものは、どこが原産地なのか分からなくなってしまうものも少なくないはずである。
 輸入時の検査を厳重にする、と言っても、抜き取り検査しかできないから、それをすり抜けたものはお手上げなのだ。
 こうなると、中国品は一切輸入禁止にするしかない、ということななるのだ。
 高くても国産が安心、と言っても、その原料は、となると、これも不安になるが。
 村上新八