03年から07年までに7400トンも発生したという汚染米の食用への横流し事件は、どこまで広がるのか分からない。
 農水省は工業用として売却したと言うが、工業用の主用途は、合板を張り合わせる糊だが、これは小麦を原料とする業者が主で、この用途には、全体の9%しか使われず、農水省の見込みの1/10に過ぎないという。
 これについて、農水省は、「需要量の正確なデ−タを把握していなかった」と言っているが、販売側が総需要量も知らないで、販売するだろうか。
 ウソもいい加減にしろ、と言いたい。
 汚染米を捌くことだけに一生懸命で、あとは野となれ山となれ、という感覚でやっていたのに違いないのだ。
 こういう連中には、3年間汚染米を常食にするくらいの罰を与えないとこたえない連中なのであろう。
 村上新八