kiva #34
真木子です。
なんでキングじゃなくエンペラーなんだろうと思っていたのですが、キングフォ
ームだとブレイドになっちゃうということに、ようやく気づきました。
フォームの名称も他と重ならないようにと考えると、だんだん使える名前がな
くなってきますね。
それでドガバキとか変なのを出してくるのか?
第34話「ノイズ U 破壊の旋律」
うーむ、また知らない記号が出てきてしまった。
○2008年、紅家。
渡が機嫌よくケーキを作ってると思ったら、失恋記念日だと。
「これで僕も一歩大人になったっていうか。やっぱり男は失恋ぐらいしなきゃ」
「きっとすぐもっといい人が現れるよ」自分を指してる静香ちゃん。
「え、キバットとか?」深央とキバットが同列かい。
○マル・ダムールで、本格的な失恋パーティー。
名護まで妙にノリノリで、「君が振られてじつに嬉しい。こんな嬉しいことは
3年ぶりぐらいだ」ちょうど来店した太牙にも、「君も祝いなさい。渡君の失
恋を」
「君を振るなんて、いったいどんな女なんだっ。人を見る目もないんだから、
きっとバカな女に違いない」
○遊園地。
その直後になぜ深央と渡でティーカップ、と思ったら、太牙が誘ったらしい。
本人は、ぐるぐる回る乗り物は嫌だと、乗らずに見ている。
「僕も太牙君が大好きです。やっぱり気が合いますね、僕たち」
勝手にズレてる渡に、楽しそうと勝手に満足してる太牙。
3人で歩いていると、突然走ってきた男が、女性を人質に取った。
まもなく名護が現れる。脱獄犯と格闘するうちに、名護のほうがピンチ。
そのとき、犯人にとび蹴りをくらわせる男。ついでに名護にも蹴りを2発。
すっかりイメージチェンジした健吾だった。
○マル・ダムール。
嶋が健吾を青空会のメンバーとして紹介する。
「どうしてこんな素人を!」
即座に殴られる名護。
「素人のパンチもよけられないのか、ボタン男」
あわてて割って入る恵。
嶋は、「仲良くやってくれよ。な?」
健吾を追っていった渡だが、
「おまえの言うことは信用できない。おまえは偽ものの友達だ」
健吾は元々東京出身で、シャイな自分を隠すために関西弁を使っていたらしい。
だが、今はその必要がなくなった。
「夢を失った人間は、時としてとてつもない力を発揮するものだ」
○進化生物研究所。“生物進化”じゃなく“進化生物”?
牢の中で目を覚ました野々宮瑞生(違)が、助けを求める。
現れた博士が電撃を与えると、女は怪物の姿で倒れた。
その神田博士の話を聞きに来たのは、予想通り太牙。
研究は、生物が持つ個体の能力を、別固体に移植するというもの。人間に使え
ば超人を生み出すことも夢ではない。
黒沢に代わる部下が、始末しますかと訊くが、太牙は、ファンガイアにとって
も役に立つと、実際に投資することに。
◇1986年、紅家。
バイオリンを作る音也、付き添う真夜、階下でひとり辛そうなゆり、という状
況が継続中。
○2008年、紅家。
例によって風呂で渡が深央と健吾のことで落ち込んでいると、ブラッディ・ロ
ーズの弦が切れた。さらに本体の板にも割れ目が。
「きっと僕のせいだ。僕が落ち込んでばかりいるから、ブラッディ・ローズが
怒ったんだ。愛想を尽かしたんだ」
○太牙と深央、デート中。
「やっぱり君がクイーンでよかった。会えば会うほど、君のことが好きになる」
深央の指輪は、前に渡が選んだやつかな?
「君も同じ気持ちだと嬉しいな」
逃げ出す深央。
深央はビショップを呼び出してクイーンを辞めたいと言い出すが、それは無理
な相談とバッサリ。
「あなたも知っているはずです!先代のクイーンの悲劇を。あなたもああなり
たいのですか?」
一度会ってみるといいと言って去る。
○研究所。
檻の中の瑞生もとい楓(劇中では名前出てませんが)に、モルモットを捕まえ
て来いと言う神田博士。
拒否すると、「忘れたのか、おまえの体内になにが埋め込まれているか」
会社員風の男の前に現れた楓、「ごめんなさい。あなたの力、いただきます」
男はファンガイアだ。だが、楓はホースフライ・ファンガイアに変化して一撃
で男をノックアウト。horseflyは虻ね。
実験開始。男から楓へと光が移動していく。悲鳴を上げる楓。
「喜べ!このファンガイアの力を得て、おまえはまた一歩、最強の生物に近づ
いた!無敵のファンガイアにな」
男は砕け散った。
「世界はいずれ私のものになる」
○社長室。
「彼女、誰か他に好きな人がいるんじゃないかな」それなりに観察力はあるよ
うで。
ビショップは、「そんなことは気になさらないでください。あなたはキングで
あり、闇のキバの正当な継承者なのですから」
「闇のキバか。継承者はもう1人いるようだ」
「闇のキバはファンガイアの王がまとう鎧!キングの印!まがいもののキバに
はいずれ消えてもらいます。ご心配なさらず」
○バー。
神田と並んでいるのは嶋だ。迷惑そうな神田は、実験をやめろと警告され、笑
いとばした。
「相変わらず頭が固いな。だから私は青空の会を去ったんだ。ファンガイアを
倒すのにファンガイアの力を使う。それに何の問題がある」
イクサとどちらが上か、試してみるかと言い出す。
◇1986年、紅家は相変わらず・・・
○公園のブランコ。
バイオリンを傷つけたことを、父に心の中で謝る渡。
そこにビショップが現れた。「君にお聞きしたいことがあります」
「あの・・・どなたですか」
「なぜ君がキバを持っているのですか。君の母親、そして父親は、いったい誰
です?」父親は簡単に調べが付くと思うが・・・意外に情報収集能力がない。
なぜキバのことを、と戸惑っていると、
「答えないか・・・。では、体に聞きますか」
殴りかかり、踏みつけにして、スワロウテイル・ファンガイアに変化。アゲハ
チョウ・・・意外に可愛いモチーフで。
そこに名護が駆けつけた。この人もどこにでも現れるな。
ライジング・イクサになってアゲハちゃんを攻撃。
「あなたがイクサね」楓が現れた。「ごめんなさい。あなたの命、いただきま
す」
アブさん(ぉぃ)に変化したのを見て、「その命、神に返しなさい」
しかし、あっという間に銃を奪われ、踏みつけに。
見ていたスワロウテイルは「あのファンガイア、妙だ」
その間に「いくぞ、がぶっ」
スワロウテイルに飛びかかるキバ。定番の鱗粉攻撃にやられる。掴まれたまま、
エンペラー・フォームへ。一気に反撃。
苦戦するイクサ。ホースフライはイクサ・カリバーを拾って、倒れたイクサに
突きつける。
気づいたキバが、スワロウテイルを投げつけて助太刀。
続いてウェイクアップ・フィーバー。だがスワロウテイルは金粉となって消え、
空振り。アブのほうもいない。
イクサを助け起こすキバ。
逃げるホースフライを呼び止めたのは、太牙。
「あなたですね、仲間を誘拐しているファンガイアというのは。いったい何を
考えてる」
一瞬ひるんだホースフライ、飛びかかるが見失った。
と思ったら、「サガーク」通りすがりに一撃食らわす円盤くん。
サガは光の鞭でホースフライを振り回す。逃げ出すホースフライ。
○廃墟。
「捜しました、クイーン」
フードを脱いだ真夜の右目には黒い眼帯が・・・
--
★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★
小路 真木子(SHOJI Makiko) shoji@kyoto-econ.ac.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735