この7月に最高値バレル150ドル近くまで騰がった原油の先物相場が12日、一時100ドルを切ったという。
 この要因は、世界的な景気の低迷トレンドによる需要の減少やファンドの投機監視が厳しくなってファンドが資金を引き上げ始めたことによる、と言われている。
 そういう要因は確かだが、この低下が続くとは思われない。
 中東情勢の変化や原油値下がりによる需要の回復など、些細な変化にも敏感に反応する市場だから、相場は波うちながらも、高値傾向は維持していくのであろう。
 こんなに価格変動が激しいと、顧客への見積書もうかうか出せないことに
なってしまう。
 村上新八