"ぷらとん" <ZAP14260@nifty.ne.jp> wrote in message 
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> 教育学部の学生の場合はそうなのかなという気もしますが、例えば
> 理学部の学生が高校数学教員の免許を取るために高校で教育実習を
> するような場合は、学生の所属する数学のゼミの教官や、同じ大学の
> 教育学部の教官は来ないのが普通なのではないでしょうか。
> 今はどうか知らないが、例えば一つのゼミの7人の学生のうち4人が
> 教育実習をすると、研究授業だけでも1年に4回、日本全国に、その
> ための出張をしなくてはならないことにもなりかねないのではないで
> しょうか。

仮に都内の大学であれば、都内の高校を実習校とするのが普通なので、教官が日本全国を駆け回るという
ようなことにはならないでしょう。(大学が都教委に実習を依頼し、都教委が行き先を指定するというような関
係になっていると思う。)
また、同じ大学の同じゼミの数名が実習するような場合は、同一校にその数名が同時に配属されるようにな
る場合が多いと思います。その場合は同じ日に研究授業が連続するようなことにもなります。
大学の教官が研究授業や反省会に参加するのは普通ではありますが、それが必須というわけではなく、出
席はかなり儀礼的なものでもあり(高校に対して「お世話になりました」と挨拶する意味)、仕事が忙しくて出
席できないようなら、「出席できないがよろしく」などと電話で連絡してくる場合もあります。
実習期間の日程は受け入れる学校ごとに決めるので、何人かが別の学校で実習していたとしても、その実
習期間には差があるのが普通で、研究授業がダブったために出席できないというようなことはあまりないと
は思います。
教育実習の手続きを大学に任せるのではなく、本人が地方の自分の出身校と自分で交渉して実習を行う
ような場合は、遠方になることもあり、わざわざ教官が出向くようなことはないとは思います。
いずれにせよ、教官の出席は「必須」というわけではなく、あくまでも実習させて貰ったということに対するお
礼の意味であり、教官の出席がなければ実習の単位が出せないということではありません。